交響曲全集、協奏曲集、他　バーンスタイン＆ウィーン・フィル、ツィマーマン、クレーメル、他（５ＤＶＤ）

バーンスタイン／ブラームス作品集（５ＤＶＤ）

分売も同時に発売される全4巻、DVD5枚分のバーンスタイン／ブラームス作品集をまとめたＢＯＸセット。バーンスタインは1958年から務めたニューヨーク・フィルのポストを69年に辞し、アメリカからヨーロッパ活動の拠点を移しました。70年代の後半からウィーン・フィルと録音を開始し、まずはベートーヴェンの交響曲全集を制作。その成功で確固たる地歩を築いたバーンスタインが、次に取り組んだのがこのブラームス作品集でした。ウィーン・フィルの美感を存分に発揮した名演として、すぐさま世界中から絶賛された名盤です。
　続いて行われたのが協奏曲サイクル。クレーメルとマイスキーは今ではすっかり重鎮となっていますが、この当時は世界的な注目を集めた頃で、今に至るスタートの時期に当たります（クレーメルはこの録音の前年にロッケンハウス音楽祭を始めています）。この2人をフィーチュアした二重協奏曲は、華麗なテクニックと重厚な音楽が相俟って聴き応え十分。ヴァイオリン協奏曲はその2週間の録音。
　ピアノ協奏曲は、ショパン弾きと思われがちだったツィマーマンが、ブラームスにもすぐれた適性を持つ世界屈指のピアニストであることを証明した名演と高い評価を得ています。

ブラームス・サイクル−１：交響曲全集（２ＤＶＤ）
・交響曲第1番ハ短調 op.68（収録：1981年）
・交響曲第2番ニ長調 op.73（収録：1982年）
・交響曲第3番ヘ長調 op.90（収録：1981年）
・交響曲第4番ホ短調 op.98（収録：1981年）

ブラームス・サイクル−２：ピアノ協奏曲集
・ピアノ協奏曲第1番ニ短調 op.15
・ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83

ブラームス・サイクル−３：ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲
・ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.77
・ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ長調 op.102

ブラームス・サイクル−４：管弦楽曲集
・大学祝典序曲 ハ短調 op.80（収録：1981年）
・悲劇的序曲 ニ短調 op.81（収録：1981年）
・セレナード第2番イ長調 op.16（収録：1982年）
・ハイドンの主題による変奏曲 op.56a

　クリスティアン・ツィマーマン（ピアノ）
　ギドン・クレーメル（ヴァイオリン）
　ミッシャ・マイスキー（チェロ）
　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
　レナード・バーンスタイン（指揮）
　監督：ハンフリー・バートン
　A production of UNITEL, Munich
　画面：カラー、4:3
　音声：PCMステレオ、DTS 5.1ch.
　NTSC
　Region All