CD 輸入盤

交響曲全集 パーテルノストロ&ヴュルッテンベルク・フィル(11CD)

ブルックナー (1824-1896)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SCH3112
組み枚数
:
11
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

第0番から第9番までの10曲の交響曲と、ブルックナーの指示通り、第9番の後に演奏された宗教音楽「テ・デウム」を収録したCD11枚組。
 この全集は、17世紀に建てられたドイツ最大のバロック式バジリカであるヴァインガルテン・バジリカで1997年から2006年にかけておこなわれた演奏会のライヴ録音を集めたもので、大聖堂の豊かな響きもあり、ブルックナー的な荘厳な雰囲気がよく伝わってくるのがポイントとなっています。
 ゲネラルパウゼの説得力、アダージョ楽章の深々とした音響など内容は実に素晴らしいもので、ノーヴァク版を基準とした楽譜の選択も適切です。
 指揮のロベルト・パーテルノストロは、1957年にウィーンに生まれたオーストリアの指揮者ですが、名前からもわかるようにイタリア系で、ヴェネツィアの家系ということです。彼は、ハンス・スワロフスキーやジェルジ・リゲティに師事、カラヤン晩年のアシスタントを務めていたこともあり、1991年にはヴュルッテンベルク・フィルの首席指揮者に就任しています。


【収録情報】
アントン・ブルックナー
DISC1
交響曲第1番ハ短調 WAB.101[リンツ稿/ノーヴァク版][54:16]
 録音:2004年7月10日

DISC2
交響曲第2番ハ短調 WAB.102[1877年稿/ノーヴァク版][58:02]
 録音:1997年7月26日

DISC3
交響曲第3番ニ短調 WAB.103[1889年稿/ノーヴァク版][56:37]
 録音:1998年7月18日

DISC4
交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』[第2稿/ノーヴァク版][67:16]
 録音:1999年7月17日

DISC5
交響曲第5番変ロ長調 WAB.105[ハース版][78:15]
 録音:2001年6月23日

DISC6
交響曲第6番イ長調 WAB.106[ノーヴァク版][59:26]
 録音:2003年7月5日

DISC7
交響曲第7番ホ長調 WAB.107[ノーヴァク版][63:15]
 録音:2000年7月15日

DISC8-DISC9
交響曲第8番ハ短調 WAB.108[ノーヴァク版][85:32]
 録音:2002年7月13日

DISC10
交響曲第9番ニ短調 WAB.109[ノーヴァク版][62:11]
 録音:2005年7月23日

DISC11
テ・デウム WAB.45
 録音:2005年7月23日
交響曲第0番ニ短調 WAB.100[ノーヴァク版][47:34]
 録音:2006年6月24日

 バルバラ・クラム(ソプラノ)
 モニカ・ワレロヴィツ(メゾ・ソプラノ)
 マティアス・シュルツ(テノール)
 シュテファン・アダム(バス)
 シュトゥットガルト・フィルハーモニー合唱団
 ヨハネス・クネヒト(合唱指揮)
 ロイトリンゲン・ヴュルッテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
 ロベルト・パーテルノストロ(指揮)

 録音時期:1997-2006年
 録音場所:ヴァインガルテン・バジリカ
 録音方式:デジタル(ライヴ)

総合評価

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2011の大震災の避難先で購入、チープなラジ...

投稿日:2023/01/29 (日)

2011の大震災の避難先で購入、チープなラジカセで聴いて居ると、重要な休止前のフォルテで線が揃わないとか締まりのない、酷い演奏に思ったが、暫く後、理想を追求したシステムで再生すると音響、音色、録音の良さにビックリ! 例えば ♯9のピチカートの行進でのヨッフムの激越な気迫等と比べると生温い所も有る、だが、これは最も音の美しいブルックナーとして推薦出来るもの。 兎も角、チープな再生では発音のタイミングが崩れ演奏の真価は判らない、否、それ處か悪く聴こえる、特に、こう云う情報量が多いもの程!詰まり水道の蛇口が詰まって吹き出す様な。それにしても、この録音が暈けて聴こえる向きは装置、再生環境を疑うべきだ。 他方、最近ショパンコンクールの番組を見て居て同じ経験を繰り返した、4位ガルシアの ワルツを深夜、首掛け式のフォンを付け視聴、腑抜けにしか聴こえず、何故これが予選突破か?と疑ったが昼間に再度、スピーカーの音量増で見直すと出場者中、一番に魅力的、と印象が逆転。いやはや、呉々も判断は慌てるべきではない。

憤激居士 さん | 宮城県 | 不明

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レビューを参考に購入して、全て聴きました...

投稿日:2022/07/20 (水)

レビューを参考に購入して、全て聴きました。全部、好みで購入して良かったです。今まで、カラヤン、テンシュテット、ヴァント、朝比奈隆、インバル、ベーム、ヨッフムなど色々と聴きいてきましたが、このCDが一番の好みで、やっとお気に入りを見付ける事が出来ました。宝物です。時には、メジャーより、マイナーも良いものですね〜。

6 さん | 東京都 | 不明

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廉価盤だから、有名でない指揮者・オケだか...

投稿日:2020/05/05 (火)

廉価盤だから、有名でない指揮者・オケだから、メジャーレーベルのCDでないのだから、と言った偏見なしで聴いてみましょう。 なかなか頑張って指揮者の意図を受けて、熱演しており聴いていて飽きませんでした。 残念なのは録音です。このボンヤリとした楽器の枠取りが聞き取れないような録音を「ライブらしい」と評価される方も立派な意見です。 私はCDで聴く限り、DGやDECCAの水準・方法を望んでしまいます。これは個人の趣味の問題です。

古き良き時代 さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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ブルックナー (1824-1896)

1824年:オーストリアのアンスフェルデンでヨーゼフ・アントン・ブルックナー誕生。 1845年:聖フローリアン修道院の助教師に就任。 1856年:リンツ聖堂及び教区教会のオルガン奏者に就任。 1866年:交響曲第1番完成。 1868年:音楽大学の教授に就任。 1869年:交響曲第0番完成。 1872年:交響曲第2番完成。 1873年

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