CD 輸入盤

ローマ三部作 トスカニーニ&NBC交響楽団

レスピーギ(1879-1936)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
GS2029
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

トスカニーニの最高傑作、レスピーギ『ローマ3部作』、
アメリカRCAの初期LPより鮮烈に蘇る!

・制作者より
トスカニーニの最高傑作と言われているレスピーギの『ローマ3部作』は、これまでにもRCA所蔵のオリジナル・マスターからリマスタリングされたCDが何種類か登場しています。しかし、初期LPの音はCDとはひと味もふた味も違った鮮烈さを持っていますが、今回はその音を忠実に再現しました。言い換えれば、『トスカニーニ自身が聴いてOKを出した音』と言うべきものです。
 この3部作は45回転盤が初出のレコードのようですが、その45回転は枚数が多く面の切れ目が多いために復刻には不向きです。そのため、当CDでは最初期のLPを素材として使用しています。また、『ローマの祭』は先に出た25センチのLP(LM-55)ではなく後に発売され、音質も良くて切れ目のない30センチLP(LM-1973)を使用し、万全を期しています。(平林直哉)

・解説書の内容
トスカニーニの知られざる逸話や、珍しい写真を複数掲載します。

オットリーノ・レスピーギ:
・交響詩『ローマの松』
 @ボルゲーゼ荘の松
 Aカタコンブ付近の松
 Bジャニコロの松
 Cアッピア街道の松
・交響詩『ローマの噴水』
 D夜明けのジュリアの谷の噴水
 E朝のトリトンの噴水
 F昼のトレヴィの噴水
 Gたそがれのメディチ荘の噴水
・交響詩『ローマの祭』
 Hチェルチェンセス
 I50年祭
 J10月祭
 K主顕祭
 NBC交響楽団
 アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)

 録音時期:@-C1953年3月17日、D-G1951年11月17日、H-K1949年12月12日
 録音場所:ニューヨーク、カーネギーホール
 使用音源: RCA (U.S.A.) @-G LM 1768, H-K LM 1973
 制作:平林直哉
 *おことわり:LPからの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。

収録曲   

  • 01. ローマ三部作 トスカニーニ&NBC交響楽団

総合評価

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 板起しには付き物ですが、針音が気になる...

投稿日:2012/02/23 (木)

 板起しには付き物ですが、針音が気になる人は遠慮したほうがいいです。何にこだわって起こしたのかは結局わからずじまい(ライナーにもなんか違和感があるので起こしました的なことが書いてますが)。個人的な感想としてはトスカニーニコレクションで出ていたものより、こちらのほうが繊細というか、音が細いというか微妙な違い程度なので、針音が入っているデメリットのほうが大きいような...。

みきさん さん | 愛知県 | 不明

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トスカニーニとレスピーギは時代的にも同国...

投稿日:2010/06/26 (土)

トスカニーニとレスピーギは時代的にも同国人であることからも当然親交があり本盤に納められたローマ三部作の各初演にも大半関わってきておりこの本盤演奏はモノラルながら(私はLPで一部聴いていました・・・)以前から評価の高いものであります。どの曲もモノラル独特の雰囲気も含めてその迫力が凄いこととトスカニーニのNBCSOアンサンブルコントロールの精緻さに今更ながら舌を巻く始末であります。先ず「ローマの松」は1953年録音で演奏タイムは@2’35A6’36B6’48C4’53、お馴染の第1楽章のスタートからしたこの曲は第2楽章の底から突き上げるような轟き・蠢きそして特にアンサンブル精緻な第3楽章やクライマックスに位置づけられた第4楽章では容赦ないティンパニーの伴うインテンポでの凄さには曲が終わって暫く呆然とします。「ローマの噴水」は1951年録音@3’52A2’45B3’07C5’23なのですが第1楽章の静けさにもトスカニーニのコントロールの上手さが窺えます。いきなりの管での強奏で始まる第2楽章・・・次第に当然盛り上がるのですが決して乱れはしません。第3楽章凱歌的な処もよく整理されており最終楽章は遠くでの鐘なりいろいろな小当たりの打楽器は正しく黄昏的噴水ですね。一番何かと賑やかな「ローマの松」(1949年録音@4’48A6’55B7’08C4’47)での勢いにも単に「勢い」だけではなく底に流れる緊迫感が聴き読み取れます。第1楽章の凄い祭りの始まりと悲しみの行進との対比の絶妙さは聴き物、鐘なども混じっての山作りの上手い第2楽章そして第3楽章では跳ねる弦を管の旋律が縫って行きソロ弦が官能的に魅了します。活発な最終楽章では歌う処と踊る処が最後渾然一体となり決して力任せでなく説得力ある演奏であることを改めて認識させてくれます。ともすれば一様的演奏の印象を持っていたトスカニーニの存在感に脱帽! ローマ三部作ではいろいろな仕様盤があり夫々楽しみでもありますがこと演奏だけは最高と思って間違いないでしょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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どの装置でもXRCDが常に最良に聴こえるとは...

投稿日:2009/01/02 (金)

どの装置でもXRCDが常に最良に聴こえるとは限らないと思います。この板起こしは強調感のない素直な音質です。平林氏の、レコード音楽に対するたゆまぬ情熱に敬意を表します。

新平 さん | 福岡 | 不明

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