CD 輸入盤

交響曲第4番、ピアノ協奏曲第2番 ヨッフム&シュターツカペレ・ドレスデン、ベロフ(2CD)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SSS0085
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

WEITBLICK(ドイツ)
ステレオ録音
巨匠ヨッフム&シュターツカペレ・ドレスデン
オール・ブラームス・プログラム
日本語解説付き、特価2枚組1枚価格!

ヨッフムはシュターツカペレ・ドレスデンとブルックナー:交響曲全集をスタジオ録音しておりますが、それはEMIの意向であって、ヨッフム自身はドレスデンとは疎遠でした。如何にシュターツカペレ・ドレスデンといえども、西側の大物指揮者を現地に招くことは容易ではなかったのです。しかし、異例ともいえる共演が79年5月にあり、これはその貴重な記録です。
 ヨッフムが真の巨匠になってからのブラ4と言えば、LPOとのみごとな演奏がありますが、やはり濃密な表情や音色の個性という点ではシュターツカペレ・ドレスデンには敵いません。ロマンティスト、ヨッフムの美質が存分に生かされた名演です。
 協奏曲のソリストはフランスの名手ベロフで氏にとっても初音盤レパートリーであります。硬質な音色の美しさには、特筆すべきものがあります。そしてブラス・ファンの紅涙を絞るのが第2協奏曲のホルン独奏でしょう、記載はありませんがおそらくペーター・ダムと思われます。まるで山のかなたから聞こえて来るような美音でこれだけでも感動的です。英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。(東武トレーディング)

ブラームス:
・ピアノ協奏曲第2番
・交響曲第4番
 ミシェル・ベロフ(ピアノ)
 シュターツカペレ・ドレスデン
 オイゲン・ヨッフム(指揮)

 録音時期:1979年5月25日(ライヴ、ステレオ)
 録音場所:クルトゥア・パラスト、ドレスデン

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲第4番、ピアノ協奏曲第2番 ヨッフム&シュターツカペレ・ドレスデン、ベロフ

ディスク   2

  • 01. 交響曲第4番、ピアノ協奏曲第2番 ヨッフム&シュターツカペレ・ドレスデン、ベロフ

総合評価

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ピアノ協奏曲と交響曲のどちらも名演ですが...

投稿日:2021/03/21 (日)

ピアノ協奏曲と交響曲のどちらも名演ですが、特に印象に残ったのはピアノ協奏曲第2番の方で、この曲のベストだと思います。 第一楽章のあのホルンの独奏がまず素晴らしく、奇跡的といってもいいくらいです。 ベロフのピアノは、とてもクールな印象を持っていました。しかし、このブラームスは最初から最後まで凄まじく、こんな一面があったのかと圧倒されます。ピアノのクリアで透徹した音が、ものすごい情熱を伴って飛び出してきます。表現の振幅が広く、時には火を噴くような大迫力のフォルティッシモまで現れます。 交響曲の方も、老巨匠ヨッフムの情熱が伝わってくる名演で、彼のブルックナーとはまた違う魅力がありました。

classic さん | 茨城県 | 不明

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PC.NO2評。オケがライブならではの乗り、燃...

投稿日:2019/01/05 (土)

PC.NO2評。オケがライブならではの乗り、燃焼度をみせる。ヨッフムにこんな一面があったのか驚き。ベロフのピアノは、さしずめポリーニやツィンマーマンといった、現代のトップクラスといわれるピアニストとの比較になるが、ライブという事を考慮しても、このピアニストにこんなに豪壮、奔放な面があったのかとこれも驚き。元来、音色の魅力の点で前二者より優位性があり、又ブラームスの叙情性とのマッチング度も高い。又、若きベロフのピアニズムの特性がブラームスの晦渋なピアニズムを前二者より、より面白く聴かせてくれるという側面もある。以上の理由で私的には、この曲のベストディスクである。

M さん | 愛知県 | 不明

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交響曲の方を以前に非正規盤で聴いて大変に...

投稿日:2012/03/31 (土)

交響曲の方を以前に非正規盤で聴いて大変に感動いたしまして、今回、正規盤としてリリースされることは誠に喜ばしい限りであります。といふことで、再び聴いて感動も新たに…と思ったら、「あれっ?!」なんだかさほど感動しませんでした。原因は音かなあ。例のマスタリングってやつですかね。全般に潤いに欠けたデッドな音で、しかも音量のバランスにどこか妙な手が加えられているようで、結構不信感を持ちました。非正規盤は、ヒスは多いものの、音そのものは鮮烈で力強く、ずっと良い印象です。残念だなあ。一方、協奏曲は、曲そのものの美しさをそれなりに堪能いたしました。普段ピアノ協奏曲をほとんど聴かないので、ベロフのソロがどれほどの水準か私には何も申す資格はありませんが、特段悪くはないんじゃないかなあ。ちょっとソロが前面に出すぎたバランスなので、やや乱暴にも聞こえますが、個人的には不満はないかなあ。オケはなんだかつらそうで、協奏曲では木管が一部悲鳴を上げていますな。総じて、録音に問題があって、せっかくの演奏の魅力を殺いでおります。惜しいなあ。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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