現代音楽の牙城「ドナウエッシンゲン音楽祭2007」Vol.1
ツェンダーにフーバー!現代音楽界の2大巨頭登場。
前衛音楽界を牽引してきた2大巨匠の最新オーケストラ大作。ツェンダー作品は合唱の呻くような旋律の帯に時折オーケストラが音のくさびをザクザクと打ち込む表現主義的作品。指導者としてもカリスマ的な存在であるフーバーは今年85歳になりますが、そんなことを全く感じさせないパワフルな作品に驚愕します。テキストにジャック・デリダ、オクタビオ・パス、シモーヌ・ヴェイユからフーバー本人の詩を使ったフーバーの集大成的な作品。(TOBU)
@ハンス・ツェンダー(b.1936):ロゴス=断片(2007)
Aクラウス・フーバー(b.1924):「平和とは何か?心の理由に向かって」(2007)
(テキスト:ジャック・デリダ、オクタビオ・パス、シモーヌ・ヴェイユ、クラウス・フーバー)
SWRバーデン=バーデン・フライブルク交響楽団、
@シルヴァイン・カンブルラン(指揮)SWRヴォーカル・アンサンブル・シュトゥットガルト
Aルペルト・フーバー(指揮)、N.シール(アラビアの打楽器)
録音:2007年ライヴ
SACDハイブリッド