マーク・トウェイン

人物・団体ページへ

ハックルベリー・フィンの冒険 上 岩波文庫

マーク・トウェイン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003231159
ISBN 10 : 4003231155
フォーマット
出版社
発行年月
1977年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,278p

内容詳細

洋々たるミシシッピーの流れに乗って筏の旅を続ける陽気な浮浪児ハックと逃亡奴隷ジム。辺境時代のアメリカの雄大な自然と活力溢れる社会をバックに、何ものにもとらわれずに生きようとする少年と、必死に自由の境涯を求める黒人の姿をユーモラスに描く。

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
2
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
全編に渡り黒人奴隷への親しみは感じるが、...

投稿日:2021/04/11 (日)

全編に渡り黒人奴隷への親しみは感じるが、端々の描写に”奴隷は奴隷、白人は白人”という線引きを感じる。 時代の限界なのだろうが、読んでいて不快感は拭えない。 当時南部の白人が黒人奴隷をどういった目で見ていたのかの一例が知れてよかった。

murphy burnard さん | 兵庫県 | 不明

0
★
★
★
★
★
永遠に伝承されるべき文学。歳によって読み...

投稿日:2009/11/26 (木)

永遠に伝承されるべき文学。歳によって読み方が変わります。

MAZ さん | 東京都 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 扉のこちら側 さん

    初読。2015年1159冊め。【82-1/G1000】『トム・ソーヤーの冒険』でお金持ちになったハックが、お金目当てで戻ってきたアルコール中毒の父親から逃げ出して冒険の旅へ…というお話。父親から逃げるハックと逃げ出した黒人奴隷ジムの対比により、作中時代の1830〜40年代の人種問題が浮かび上がってくる。少年の目を通して語られる家族問題、人種、宗教のことは、発表当時(1885年)は今よりももっと衝撃的だっただろう。

  • ケイ さん

    出だしのハックの語りからすでにグッとくる。トム・ソーヤよりハックの物語の方がワクワクすると言う男子が多いのもうなずける。トムの方が確かに頭が回るし、想像力もあるが、トムの冒険は、身の回りの冒険だからだ。ハックは深く考えないし、危なっかしいから、どんどんと奥へと行ってしまう。そして、身構えすることを知らないので、誰の所にでも飛び込んでしまい、子供の冒険が本物の冒険となるのだ。宿根とは本当に恐いなあ。当時は本当にあったんだろうか。

  • ちゅんさん さん

    ハックとジムのやり取りが面白い。ハックはなんて賢い子なんだろう。真の自由人って感じですね。偽の王様や公爵を受け入れる器の大きさもあるし。でもバイオレンスな父親からは逃げて正解!どこまでも逃げて自由に生きてほしいが、果たして。

  • 33 kouch さん

    筏で黒人ジムと逃亡劇を繰り広げるだけの話だが、そこに差別問題や貧困など当時のアメリカの時代背景が反映している。トム・ソーヤのような無邪気なワクワク感とはかけ離れ、現実をなぞっていくような冒険で少しシリアス。それでも読み進めるうちにミシシッピーの自然あふれる風景、湿原に住み着く動物などが脳内にリアルに再現され、一緒に冒険しているような感覚になる。霧のなか筏を見失うなかハック筏を見つけ安心するジム。からかうハックに失望する件がとても印象的。ここで黒人、白人といった意識も消え人間同士の触れ合いが始まる

  • ビイーン さん

    個人的にはトムソーヤの冒険よりこちらの方が面白いと思えた。陸は危険に満ちたところで、筏の上は自由で安心できるところって発想が思いつかないし。人種差別、銃社会、詐欺ペテン、自由、孤独など、善し悪し関係なく、アメリカを丸ごと表現しているようだ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品