CD

ブラームス:交響曲第3番(1989)、ドヴォルザーク:交響曲第8番(1973) スイトナー&NHK交響楽団

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICC3080
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

スイトナーの芸術(6)
ドヴォルザーク:交響曲第8番、ブラームス:交響曲第3番


追悼スイトナー! 愛すべきスイトナー! N響名誉指揮者として日本のクラシック・ファンに多大な感動を残してくれたスイトナーの名演を一挙発掘!
全点初登場音源! すべてステレオ優良録音!

「N響伝説のライヴ」シリーズにスイトナー追悼企画として初出音源の登場! モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス、ブルックナー、マーラーなどドイツ・オーストリア音楽を得意なレパートリーとしたスイトナー、重厚さと優雅さがバランスされ、構成力と推進力を兼ね備えたスイトナーの指揮は日本に多くのファンをつくってきました。70-80年代N響の名誉指揮者として数多くのライヴ録音を遺してきたスイトナーを追悼し、NHKアーカイヴスから選び抜いた名演の10曲をCD6枚にまとめて発売! 70年代の気力充実した燃え盛る凄演から、80年代の円熟のきわみとも言うべき滋味あふれる演奏まで、ファンの間で伝説となっていた名演の復活です。

ドヴォルザークは、全集も完成させているスウィトナーの得意の演目で、全盛期の録音。ブラームスの第3番は、N響のコンマス、堀正文がもっとも印象深い演奏のひとつとも語る、引退生活に入る前年の録音です。(キングレコード)

【収録情報】
・ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調 Op.88
・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90
 NHK交響楽団
 オトマール・スイトナー(指揮)

 録音時期:1973年1月30日(ドヴォルザーク)、1989年11月16日(ブラームス)
 録音場所:大阪厚生年金会館(ドヴォルザーク)、NHKホール(ブラームス)
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

内容詳細

ドヴォルザークはまさにライヴならではの大熱演。ブラームスは反対に、恰幅の良い落ち着きがあり、ことに後半の楽章は黄昏と哀切の色が濃い。ちなみに後者はスウィトナーとN響の最後期の共演。虚飾なく誠実な音楽を聴かせてくれる良い指揮者だった。(教)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 交響曲第8番ト長調 Op.88 第1楽章 Allegro con brio
  • 02. 交響曲第8番ト長調 Op.88 第2楽章 Adagio
  • 03. 交響曲第8番ト長調 Op.88 第3楽章 Allegretto grazioso-Molto vivace
  • 04. 交響曲第8番ト長調 Op.88 第4楽章 Allegro,ma non troppo
  • 05. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90 第1楽章 Allegro con brio
  • 06. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90 第2楽章 Andante
  • 07. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90 第3楽章 Poco allegretto
  • 08. 交響曲第3番ヘ長調 Op.90 第4楽章 Allegro

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

4.5

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
大変魅力的な曲目のカップリング。ブラーム...

投稿日:2013/07/22 (月)

大変魅力的な曲目のカップリング。ブラームスとドヴォルザークは個人的に接点もありますし(ドヴォルザークのメロディメーカーぶりをブラームスは羨ましがったんでしたね)、その点からも意味ある組み合わせ。さて、演奏は新しいブラームスの方が断然優れています。まずN響の充実ぶりに感服。個人技も合奏も実にしっかりしたもので、この時は非常な心構えで臨んだのでしょうか。スイトナーさんは力強くかつ繊細に、聴きごたえのある立派なブラームスを構築しました。すばらしい!一方、だいぶ前のドヴォルザークはいま一つ。こっちはN響の状態が悪く、正直個人技では「下手」と言ってもいい人もいますよ。合奏もややアバウトでざらっとしたところ、あります。スイトナーさんのアプローチはこれもブラームス同様力強くも抒情的で、曲の魅力を活かしたもの。録音はいずれも年代相当。スイトナーさんの貴重な遺産として結構なディスクであります。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

0
★
★
★
★
★
ドヴォルザークはスイトナーが良く取り上げ...

投稿日:2010/05/26 (水)

ドヴォルザークはスイトナーが良く取り上げた曲ですが、構成がしっかりしており、スタジオ録音盤に勝るとも劣らぬ仕上がりと言えます。N響も、多少の瑕はありますが、共感に満ちた演奏を繰り広げており、ティンパニの確信に満ちた打ち込みも素晴らしいです。73年の演奏ですが、もう当時から、N響はこれだけ求心力のある演奏が出来てたのですね。第三楽章で、第二主題を弾くヴァイオリンが絶妙のポルタメントを聞かせます。音も、会場の音響特性もあり、ややドライですが、十分及第点でしょう。弦なんか潤いがあります。来日最後の年、1989年のブラームスは、オケも録音ももっと立派で、ロマン性と造形が高度な次元で結びついた、見事な仕上がりです。有名な第3楽章は、ことのほか感動的です。スイトナーは、英語圏ではあまり姿を見せなかったと思うのですが、N響に来てくれたおかげで、日本の音楽ファンにとっては忘れられない存在となりました。ブルックナーの8番や、ブラームスの4番なども名演だったと思います。

七海耀 さん | 埼玉県 | 不明

2

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

プロフィール詳細へ

ブラームス(1833-1897)に関連するトピックス

交響曲 に関連する商品情報

おすすめの商品