シューマン、ロベルト(1810-1856)

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CD 輸入盤

ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集 ノイダウアー、ゴンザレス&ドイツ放送フィル

シューマン、ロベルト(1810-1856)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
93258
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ノイダウアー、大注目のデビュー・アルバム!
アニヴァーサリー2010年最新録音
ヴァイオリン協奏曲ほかシューマン作品集


1984年ミュンヘン生まれ、幼少より注目を集めてきたヴァイオリニストのノイダウアーが、アニヴァーサリーの2010年1月に収録されたばかりのシューマンで、アルバム・デビュー。
 小澤征爾、今井信子、五嶋みどりらとも親交があり、助言を得ているというノイダウアー。大ヴァイオリニスト、ヨアヒムの演奏に感銘を受けて作曲されたと云われる幻想曲、ニ短調の協奏曲をはじめ、シューマンによるヴァイオリンと管弦楽のための作品を網羅した内容は、ノイダウアーの濃厚な歌い回しで綿綿と紡がれるファンタジーに思わず引き込まれます。

【レナ・ノイダウアー】
1984年ミュンヘン生まれのヴァイオリニスト。3歳でヴァイオリンを弾き始め、10歳でオーケストラと初共演を果たす。若い学生として、すなわち、ザルツブルクのモーツァルテウムに入学し、11歳でヘルムート・ツェートマイヤーが指導するクラスに入り、続けてトーマス・ツェートマイヤーのもとで手ほどきを、のちにクリストフ・ポッペンに師事。長年にわたり、フェリックス・アンドリエフスキー、アナ・チュマチェンコ、五嶋みどり、今井信子、小澤征爾からもまた重要なアドヴァイスを受ける。
 2006年にアウグスブルクのレオポルト・モーツァルト国際コンクールで第1位を獲得すると同時に、モーツァルト賞、R.シュトラウスのヴァイオリン協奏曲のベスト・パフォーマンスによりR.シュトラウス賞と聴衆賞も獲得。
 以降、クリストフ・ポッペンのほか、マリス・ヤンソンス、デニス・ラッセル・デイヴィスといった指揮者のもと、MDR響、ミュンヘン室内管、ノイス・ドイツ・カンマーアカデミー、ベルギー国立管といったオーケストラと共演を果たす。出演コンサートの模様はドイツ国内外で幾度も放送される。ここ数年、ノイダウアーはまた現代作品の演奏にも専念しており、アンサンブル・アンテルコンタンポランや、ピエール・ブーレーズ、新しい音楽のためのオーストリアのアンサンブル(OENM)などとも共演。ソロ活動とともに室内楽での活動も重要な位置を占めており、ザルツブルクのモーツァルト週間、メックレンブルク=フォアポンメルン、シュレースヴィヒ=ホルシュタイン、ブラウンシュヴァイク・クラシックス、ホーエンシュタウフェン室内楽、トゥン・ガイア室内楽などの数々の音楽祭にも出演。
 使用楽器は1743年製ロレンツォ・ガダニーニ。(キングインターナショナル)

【収録情報】
シューマン:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集
・ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲ハ長調Op.131
・ヴァイオリン協奏曲ニ短調(遺作)
・ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.129(作曲者自身によるチェロ協奏曲のヴァイオリン版)
・子供のための12の連弾曲Op.85より(ヴァイオリンと管弦楽用編曲)
 第3番『お庭のメロディ』(エルンスト・ルドルフ編曲)
 第9番『噴水のほとりで』(エルンスト・ルドルフ編曲)*
 第12番『夕べの歌』(ヨーゼフ・ヨアヒム編曲)*

 レナ・ノイダウアー(ヴァイオリン)
 ザールブリュッケン=カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
 パブロ・ゴンサレス(指揮)

 録音時期:2010年1月25-29日
 録音場所:ザールブリュッケン、ハルベルク・フンクハウス
 録音方式:デジタル(セッション)
 *世界初録音

収録曲   

  • 01. Phantasie in C major, Op. 131
  • 02. I. In kraftigem, nicht zu schnellem Tempo
  • 03. II. Langsam
  • 04. III. Lebhaft, doch nicht schnell
  • 05. I. Nicht zu schnell
  • 06. II. Langsam
  • 07. III. Sehr lebhaft
  • 08. No. 3. Gartenmelodie (arr. E.F.K. Rudorff)
  • 09. No. 9. Am Springbrunnen (arr. E.F.K. Rudorff)
  • 10. No. 12. Abendlied (arr. J. Joachim)

ユーザーレビュー

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「ミュンヘン生まれ、ツェトマイヤー、ポッ...

投稿日:2012/05/09 (水)

「ミュンヘン生まれ、ツェトマイヤー、ポッペン、チュマチェンコに師事」という経歴を見ただけで、ほお、と関心を持ってしまいます(ジュリアード派閥よりヨーロッパ系ヴァイオリンが好み)。さらに、およそデビューアルバムには向かないーこれほど不向きな曲もなかろうーシューマンのVn協奏曲、それどころか「ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集」となれば、なんという度胸、(+美貌(^_^)・・)どうにも気になって気になって、購入しました。ーたいへんに素晴らしい。まさしく「ツェトマイヤー、ポッペン、チュマチェンコに師事」した音楽家です。スッキリと清潔で、安定した技巧のうえに存分に歌う。正しく美しく、比重は「ヴァイオリン」より「音楽」におかれており、だから、こういう選曲でデビュー勝負をかけてくる。こういう人には惚れますね。たとえばそう、イザベル・ファウストやユリア・フィッシャーに関心のある方、まずは聴いてみてください。室内楽も早くきいてみたい。じつは2012年5月に初来日しているようですし、益々注目されていくことでしょう。今後への期待もこめて五つ星。

ドレスデンの響き さん | 東京都 | 不明

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シューマン、ロベルト(1810-1856)

ロベルト・シューマン(Robert Alexander Schumann)は、 1810年6月8日にドイツのツヴィッカウに生まれました。5人兄弟の末っ子で、出版業者で著作もあったという父親のもとで早くから音楽や文学に親しみ、作曲や詩作に豊かな才能を示したといいます。  ロベルト16才の年にその父親が亡くなり、安定した生活を願う母親の希望で法学を選択、1828年にライプツィヒ大学に入学しますが、音

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