CD

交響曲第2番『復活』 朝比奈隆&大阪フィル(1987)(2CD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KICC3555
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

朝比奈隆/マーラー:交響曲第2番『復活』(2CD)

壮麗な音の建築物ともいうべきマーラーの大曲。朝比奈は壮大なスケールと振幅の激しい表現で謳いあげています。クライマックスでの高揚感は聴きものです。大フィル創立40周年記念演奏会のライヴ収録。

【収録情報】
・マーラー:交響曲第2番ハ短調『復活』
 豊田喜代美(ソプラノ)
 伊原直子(アルト)
 武庫川女子大音楽部&関西学院大学グリークラブ、他
 大阪フィルハーモニー交響楽団
 朝比奈隆(指揮)

 録音時期:1987年4月26日(大フィル創立40周年記念演奏会)
 録音場所:大阪、ザ・シンフォニーホール
 録音方式:デジタル(ライヴ)


ベリー・ベスト・クラシック1000
キング・クラシック最強ベーシック・シリーズ誕生。
「ドイツ・シャルプラッテン」「キング(ファイアバード/セブンシーズ)」「クラーヴェス」のレーベルから過去に評判の良かった盤を50タイトル厳選して1,000円(税込)で再発売(2枚組は税込1,700円)。手軽にホーム・クラシックを楽しみたいライト・ユーザーから、レーグナー&読売日本交響楽団のベートーヴェン全集、スイトナーのブラームス全集などをこの価格ならコレクションに加えておきたいと思うクラシック・マニアまで、幅広い購買層にアピールする廉価盤クラシック最強シリーズの登場です。(キングレコード)

内容詳細

大フィル創立40周年を記念しての大阪ザ・シンフォニーホールでのライヴ盤。壮大さを前面に押し出した振り幅の激しい表現で、壮麗な音の建築物ともいうべきマーラーの大曲をみごとに歌い上げている。クライマックスでの高揚感は聴きもの。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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朝比奈隆は確かカラヤンと同年生まれの指揮...

投稿日:2013/08/24 (土)

朝比奈隆は確かカラヤンと同年生まれの指揮者だったのですがブルックナー、ベートーヴェンを主なレパートリーに入れてその重厚な容姿と相俟って演奏も何となくスケール感が伴っておりました。まぁ、遅いテンポを保って、腰の据わった恰幅のよい音楽を展開するのでマーラーの大規模な交響曲にも適性を示す場合があり殊に交響曲第2番「復活」はマーラー交響曲群でも比較的親しみ易い曲だけに何かイベント時に演奏される曲として朝比奈もしばしば取り扱っております。本盤を語る前に今手元に個人的な昔の知人で大フィル合唱団のメンバーを通して入手したその人が参加したコンサートでの偶々朝比奈が指揮する1976年演奏の「復活」・・・独唱は樋本栄(S、当時48歳)と大藤裕子(MS、同27歳)の自主制作LP(タイム@22’42A10’27B10’00C4’50D33’56)盤を何回か聴いたのを思い出しました。多分そのコンサートも大フィル三十年記念的なイベントのものでしたが決して録音が優れているわけではなく果たして演奏も朝比奈がマーラー独特の雰囲気にマッチしているとはお世辞にも言えず・・・多分宗教的灰汁の強さとは別の世界というかドイツ交響曲の一つの記念曲の切り口で攻めているからなのでしょう。本盤1987年ライブも大フィル四十年記念コンサートで独唱は豊田喜代美(S、当時36歳)と伊原直子(A、同42歳)、合唱は武庫川女子大合唱団と関西学院大グリークラブ他と完璧な布陣での演奏で演奏タイムは@22’07A10’32B12’23C4’35D34’53と若干の異同はありますが朝比奈らしい安定ペースです。少し遅い目で展開する第1楽章では意外な全楽器休止を挟んで変化をつけたり第2楽章での起伏感を進める内に割りとゆったりした「間」の入れ方は面白いです。最終楽章もスケール感は感ぜられるものの徒に高揚一辺倒ではなく従ってマーラーの宗教的カタルシスに今一インパクトが及ばないのは正しく朝比奈のマーラーだからでしょう。録音では楽器遠近感は上記のLPよりはきちっと把握されていると思いました。この1987年演奏会の盤は何種類かあるようです。自主制作盤として完全記録されているものをリストアップしておきます→1969年大阪PSO、アサヒコーラス、岡田晴美(S)、長野羊奈子(A)。→1986年新星日本SO、同コーラス他、大倉由紀枝(S)、辻宥子(A)。→1995年大阪PSO、武蔵野コーラス他、井岡潤子(S)、竹本節子(A)。とにかく分かり易い曲ではあるので宗教的感動とは別でも良いから御大の指揮に触れるのも感動かと思われます、素晴らしいランクとします。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

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朝比奈御大の復活はクレンペラー晩年やワル...

投稿日:2012/11/11 (日)

朝比奈御大の復活はクレンペラー晩年やワルターを思わせる芸風だ。派手さや強い演劇性、狂気を強調した刺激的な表現、サウンド重視の感覚美は薄く、あくまでもドイツの交響曲ととらえている。95年のライヴ盤(朝日放送の撮影のDVDやポニーキャニオンの廃盤CD)は老成の味がありスケールも大きくなっているが、87年のシンフォニーホールライヴの方が気力が漲りオケも好調で完成度は高い。いずれもそれぞれの魅力があり、ファンならば両方とも耳にした方がよい。長く廃盤だったものを廉価で出してもらい、メーカーには感謝する。

eroicka さん | 不明 | 不明

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この録音は、初出の時酷評されたと思う。あ...

投稿日:2011/04/09 (土)

この録音は、初出の時酷評されたと思う。あの当時、朝比奈はまだ関西限定のローカルな指揮者という感覚が色濃くあったと思う。実は、私も、あの当時、友人が所有していたこの盤を聞いて、妙にがっかりした記憶がある。ところがどうだ。あれから4分の1世紀。再び聴いてみたが、印象は激変。朝比奈らしい、腰の据わった演奏で、語り口は上品ではなく、オケも洗練されているとは言い難いが、スケールの大きなは比例なく、最後の高揚も、派手に盛り上げるというより、地の底から湧きあがってくるような感じである。朝比奈は、この曲を大阪フィルとキャニオンクラシックで再録していたが、演奏はいずれも甲乙つけがたい。キャニオン盤が現在入手不能なので(映像はあるようだが)、朝比奈の「復活」を手頃な価格で入手できるという意味で、本盤の再発は嬉しい限りである。阪神淡路大震災の時は、数日を置いて東京でシューベルトをやった朝比奈だったが、今度は、大植と大フィルでぜひこの曲を取り上げ、「復活」ならぬ、「復興」への狼煙を上げて頂きたい。

七海耀 さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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