ぼく、ドラえもんでした。 小学館文庫

大山のぶ代

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094086393
ISBN 10 : 4094086390
フォーマット
出版社
発行年月
2011年08月
日本
追加情報
:
16cm,301p

商品説明

涙と笑いのドラえもん声優26年うちあけ話

ドラえもんの声を演じ続けて26年。2005年の声優交代の直後から、とめどなく溢れ出る思いを、約1年かけ、自ら綴った感動秘話。

内容詳細

ドラえもんと共に生きた26年間の思い出を、声優交代の直後から約1年かけ、自ら綴った感動秘話。パイロットフィルムに「一目ぼれ」した出会いの瞬間や、藤子・F・不二雄先生の思い出など、本人にしか決して語れない、涙と笑いに溢れた、ここだけのうちあけ話が満載。四世代十三人家族に囲まれて育った生い立ちや、「ドラ声」とからかわれ、くじけた心を、勇気に変えてくれた母の言葉。入院、手術に直面したときに聞こえてきた「あの子」の声。随所に語られる、若い母親や子どもたちへの温かいまなざし…。“大山ドラ”といっしょに生きてきた世代、すべての人たちの心の奥深くに響く一冊です。

目次 : 第1章 運命の出会い/ 第2章 テレビ「ドラえもん」スタート!/ 第3章 『のび太の恐竜』公開!/ 第4章 映画ドラえもん時代・1―怒涛のドラ波/ 第5章 藤本先生の思い出/ 第6章 映画ドラえもん時代・2―先生の蒔いた種/ 第7章 ありがとう、ドラえもん。/ 第8章 伝えていきたいこと

【著者紹介】
大山のぶ代 : 1936年東京生まれ。女優。都立三田高校在学中に劇団俳優座養成所入学。1956年「この瞳」(NHK)でデビュー。1979年4月〜2005年3月までドラえもんの声を26年間担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 真香@ゆるゆるペース さん

    図書館本。ドラえもんの声を26年間務められた、大山のぶ代さんの自伝的エッセイ。ドラえもんとの出会いから始まり、収録秘話、藤子・F・不二雄先生との思い出などお仕事の話から、生い立ち、夫の砂川さんの話、癌と診断されて極秘で入院・手術した時のプライベートの話まで。優しい語り口で終始ドラ愛に満ち溢れていて、クスリとしたりウルッとしたり、どれも素敵なお話だった。今のドラえもんは、声だけでなく絵も変わってしまったので、どうもコレジャナイ感が… 私の中のドラえもんは、今までもこれから先もずっとのぶ代さんです。

  • 竹城 俊之介 さん

    本を読むのにも最高のタイミングってあると思います。大山さんの語るドラえもんとの26年は、笑いあり涙ありの物語。昔の子供たちがドラえもんが大好きで大好きでたまらない様子がすばらしい。子供が純粋で元気いっぱいでキラキラしていた時代を思い出します。その真ん中には、いつもドラえもんがいたんです。 メインキャスト5人がアニメそのままに仲良しな様子。感動の話の回では泣きながら収録して5つの水溜まりができた話。裏話も素敵です。 ドラえもんはかつて子供だった大人の中にずっと生き続けています。 この本、今読めて良かった。

  • takaC さん

    270日間の積読期間を脱してようやく読了。ドラえもん世代どんぴしゃりの自分だからか十分に楽しめた。途中話がやや発散気味だった部分もあったけれど。

  • 姉勤 さん

    とことん優しく、強い人ですね。彼女が”ドラえもん”に成りきった26年は、日本が急激に豊かになった、それはドーピング的な不健康さも併せ持ってもいたけど、それ以前の不幸とされるものを減らしていった時代。日本が夢を持てた時代ではなかったのかな。その夢を子供たちに振りまく仕事を、癌に冒されながらもやりきられた。素晴らしいと思います。引退されるかなり前に視聴する事もなくなったけれども、ドラえもんの声といえば、未だに大山さんの声。今の声優さんが悪い訳でも似合わないという訳でなく、ただただ「別格」ゆえに。

  • 海(カイ) さん

    大山のぶ代さんのドラえもんが終わってしまうと知った時は悲しくなったのを覚えてます。 その後、新しいドラえもんを見た(聞いた)時の落胆は忘れられず、新しいドラえもんは見なくなりました。 そう考えると声のお仕事って凄いな!!と思いました!この本を読んで、大山のぶ代さんのドラえもん26年に『ありがとうございました』という熱い気持ちになりました(*^^*)

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大山のぶ代

1936年東京生まれ。女優。都立三田高校在学中に劇団俳優座養成所入学。1956年「この瞳」(NHK)でデビュー。1979年4月〜2005年3月までドラえもんの声を26年間担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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