モーツァルト(1756-1791)

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SHM-CD

管楽器のための協奏曲集、セレナード、ディヴェルティメント集 ベーム&ウィーン・フィル、ベルリン・フィル(7SHM−CD限定盤)

モーツァルト(1756-1791)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCG90277
組み枚数
:
7
:
日本
フォーマット
:
SHM-CD
その他
:
限定盤

商品説明

モーツァルト:管楽器のための協奏曲集、セレナード、ディヴェルティメント集(7SHM−CD)
カール・ベーム&ウィーン・フィル、ベルリン・フィル
ベーム没後30周年記念 SHM-CD BOX限定盤


ベームが1970年代にウィーン・フィルとベルリン・フィルを指揮してセッション録音したモーツァルト・ボックス。ベームのモーツァルト作品への愛着が伝わるモダン楽器オケ演奏で、協奏曲のソロや、セレナード、ディヴェルティメントに聴かれる当時のウィーン・フィルとベルリン・フィルの味わい豊かなサウンドは絶品。Disc7には、ウィーン・フィルハーモニー管楽アンサンブルによるディヴェルティメント集も収録しています。
 今回、日本のユニバーサル・ミュージックから登場するセットは、ベーム没後30周年を記念して、高音質仕様のSHM-CDに収録されたものです。(HMV)

【収録情報】
Disc1
・クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
・フルート協奏曲 ト長調 K.313、
・ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191
 アルフレート・プリンツ(Cl)
 ヴェルナー・トリップ(Fl)
 ディートマー・ツェーマン(Fg)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

Disc2
・フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
・オーボエ協奏曲 ハ長調 K.271
 ヴォルフガング・シュルツ(Fl)
 ニカノール・サバレタ(Hp)
 ゲルハルト・トゥレチェク(Ob)、
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

・セレナード 第11番 変ホ長調 K.375
 ウィーン・フィルハーモニー管楽アンサンブル

Disc3
・ホルン協奏曲第1番ニ長調 K.412
・ホルン協奏曲第2番変ホ長調 K.417
・ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K.447
・ホルン協奏曲第4番変ホ長調 K.495
 ギュンター・ヘーグナー(Hr)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

・セレナード 第12番 ハ短調 K.388 『ナハトムジーク』
 ウィーン・フィルハーモニー管楽アンサンブル

Disc4
・協奏交響曲 変ホ長調 K.297b
 ヴァルター・レーマイヤー(Ob)
 ペーター・シュミードル(Cl)
 ギュンター・ヘーグナー(Hr)
 フリッツ・ファルトゥル(Fg)
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

・セレナード 第10番 変ロ長調 K.361 『グラン・パルティータ』
 ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
 カール・ベーム(指揮)

Disc5
・セレナード 第13番 ト長調 K.525 『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

・セレナード 第6番 ニ長調 K.239 『セレナータ・ノットゥルナ』
・セレナード 第9番 ニ長調 K.320 『ポストホルン』
 ゴールウェイ(Fl)
 ローター・コッホ(Ob)
 ホルスト・アイヒラー(ポストホルン)、
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

Disc6
・セレナード 第7番 ニ長調 K.250 『ハフナー』
 トマス・ブランディス(Vn)
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

・フリーメイソンのための葬送音楽 K.477
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 カール・ベーム(指揮)

Disc7
・ディヴェルティメント第3番 変ホ長調 K.166
・ディヴェルティメント第4番 変ロ長調 K.186
・ディヴェルティメント第8番 ヘ長調 K.213
・ディヴェルティメント第9番 変ロ長調 K.240
・ディヴェルティメント第13番 ヘ長調 K.253
・ディヴェルティメント第14番 変ロ長調 K.270
 ウィーン・フィルハーモニー管楽アンサンブル

 録音時期:1970〜1979年
 録音方式:ステレオ(セッション)

内容詳細

ベームがVPO、BPOのトップ奏者たちと共演したモーツァルトの協奏曲集。見事な一体感を持った演奏で、いつまでも色あせない典雅な音楽の香りをたたえている。ベームが70年代に残した貴重な遺産といえる録音だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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総合評価

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素晴らしいCDです。 ベームがモーツア...

投稿日:2013/08/17 (土)

素晴らしいCDです。 ベームがモーツアルトの音楽を誠実に創っています。 お薦めします。 ありがとうございました。

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WPhによるモーツァルト協奏曲集といえば、...

投稿日:2012/02/21 (火)

WPhによるモーツァルト協奏曲集といえば、真っ先にこのベーム盤が挙げられる。「よくぞ、ステレオで残していただきました」との感謝の念を抱き、その豊穣な音に耳を傾けている。名だたるソリストが軒を連ねているが、この曲集の白眉はクラリネットのプリンツと思う。モーツァルト晩年の傑作が、青色の哀感を漂わせて迫ってくる。そんなメランコリーな傾向になりがちなところをベームがどしりと押さえてバランスが取れている。

どぜう さん | 東京都 | 不明

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本盤には、ベームがウィーン・フィルやベル...

投稿日:2012/02/18 (土)

本盤には、ベームがウィーン・フィルやベルリン・フィルを指揮してスタジオ録音したモーツァルトの管楽器のための協奏曲集やセレナード集、ディヴェルティメント集がおさめられている。ベームのレパートリーの基本は独墺系の作曲家による楽曲であったと言えるが、その中でもモーツァルトによる楽曲はその中核を占めるものであったと言えるのではないだろうか。ベームが録音したモーツァルトの楽曲は、交響曲、管弦楽曲、協奏曲、声楽曲そしてオペラに至るまで多岐に渡っているが、その中でも本盤は、1959年から1967年にかけてベルリン・フィルを指揮してスタジオ録音を行うことにより完成させた交響曲全集とともに、今なお燦然と輝くベームの至高の業績であると高く評価したい。モーツァルトを得意とした巨匠と言えば、ワルターを第一に掲げるべきであるが、ワルターのモーツァルトの楽曲の演奏が優美にして典雅であったのに対して、ベーム演奏は重厚でシンフォニックなものだ。全体の造型はきわめて堅固であるが、スケールも雄渾の極みであり、テンポは全体としてゆったりとしたものである。そして、本盤の演奏は、1970〜1979年にかけてのものであり、とりわけ1970年代後半のベームによる一部の演奏には、持ち味であった躍動感溢れるリズムに硬直化が見られるなど、音楽の滔々とした淀みない流れが阻害されるケースも散見されるようになるのであるが、本演奏には、そうした最晩年のベームが陥ったリズムの硬直化が殆ど聴かれないのが素晴らしい。そして、全盛時代のベームの特徴でもあった躍動感溢れるリズムが本盤の演奏では健在であり、かような演奏が四角四面に陥るのを避けることに繋がり、モーツァルトの演奏に必要不可欠の高貴な優雅さにもいささかの不足もしていないと言えるところだ。要は、いい意味での剛柔バランスのとれた名演に仕上がっていると言えるだろう。そして、本盤で素晴らしいのは、ベルリン・フィルやウィーン・フィルの各首席奏者の素晴らしい名演奏であり、その卓越した技量や美しい音色など、これ以上は求め得ないような美しさの極みとも言うべき圧倒的な名演奏を展開していると評価したい。これら首席指揮者にとどまらず、ベルリルやウィーン・フィルによる演奏も高く評価すべきであるが、とりわけベルリン・フィルについて言及しておきたい。この当時のベルリン・フィルは、終身の芸術監督カラヤンの下で、いわゆるカラヤン・サウンドに満ち溢れた重厚でなおかつ華麗な名演奏の数々を成し遂げるなど、徐々にカラヤン色に染まりつつあったところだ。しかしながら、本盤の演奏では、いささかもカラヤン色を感じさせることなく、ベームならではのドイツ風の重厚な音色で満たされていると言える。かかる点に、ベルリン・フィルの卓越した技量と柔軟性を大いに感じることが可能であり、本盤の名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。音質は、1970年から1979年にかけてのスタジオ録音であるが、大半の演奏が既にリマスタリングが施された(ウィーン・フィルの首席奏者との協奏交響曲やディヴェルティメント集については久々のCD化であるとともに、私も当該CDを所有しておらず、比較出来なかったことを指摘しておきたい。)こともあって、従来盤でも十分に満足できるものであった。しかしながら、今般、SHM−CD化されるに及んで、従来盤よりも若干ではあるが、音質が鮮明になるとともに音場が幅広くなったと言えるところだ。もっとも、ボックスとしてはあまりにも貧相な作りであり、安っぽい紙に包まれたCDの取り出しにくさについても大いに問題があるなど、必ずしも価格(10000円)に見合った作りにはなっていないことを指摘しておきたい。ベーム没後30年を祈念したCDとしてはいささか残念と言わざるを得ないところだ。せっかく発売するのであれば、SHM−CDと言った中途半端な高音質化ではなく、より豪華な装丁にした上で、全集が無理でもいくつかの協奏曲だけでも、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD盤で発売して欲しかったという聴き手は私だけではあるまい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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モーツァルト(1756-1791)

1756年:ザルツブルクで誕生。 1761年:最初の作曲(『アンダンテ ハ長調 K.1a』)。 1782年:オペラ『後宮からの誘拐』初演。 1783年:大ミサ曲ハ短調 K.427(417a)を上演。 1785年:弦楽四重奏曲集(ハイドン・セット)をハイドンに献呈。 1786年:オペラ『フィガロの結婚 K.492』初演。 1787年:父レオポル

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