SACD 輸入盤

組曲『惑星』(オルガン版) ハンスイェルク・アルブレヒト

ホルスト (1874-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC683
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

ホルスト『惑星』オルガン版
ハンスイェルク・アルブレヒト


華麗なフルオケ作品のオルガン編曲はよくおこなわれていますが、意外にもオルガン独奏による『惑星』の全曲録音はこれが初めて。
 これまでオルガンによる『惑星』全曲盤として有名だったのはパーカッションとチェレスタも入った松居直美盤と、部分的に2人で演奏していたピーター・サイクス盤ですが、どちらも純粋なオルガン独奏ではなかったので、当アルバムは大いに注目されるところです。
 演奏のハンスイェルク・アルブレヒトは、『ゴルトベルク変奏曲』や『展覧会の絵』『指環』などのオルガン演奏で話題になったオルガニスト。今回は、『惑星』の華麗なオーケストレーションをオルガンに見事に移したと評判だった前述ピーター・サイクスによる編曲楽譜を用いて、1人で演奏することに成功しています。部分的に2人の奏者が必要となるサイクス版の演奏にあたって、アルブレヒトは、2台のオルガンを1人の奏者が同時に鳴らすことができるという北ドイツのキールにある特殊な教会オルガンを使用しています。
 バッハの対位法音楽での描き分けや、オルガン2台を使用するフルオケ編曲版などで、演奏面だけで無く音響面でも実績を積み重ねてきたアルブレヒトだけに、今回のレコーディングも期待されるところです。(HMV)

【収録情報】
・ホルスト:組曲『惑星』(ピーター・サイクスによるオルガン編曲版)
 1.火星/2.金星/3.水星/4.木星/5.土星/6.天王星/7.海王星

 ハンスイェルク・アルブレヒト(オルガン)

 録音時期:2010年4月23-28日
 録音場所:キール、聖ニコライ教会
 録音方式:デジタル(セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
 Recording Producer, Editing & Mastering: Martin Fischer

内容詳細

一番最後は女声合唱入りでも良かったが、でも全編がオルガン。オルガンとこの曲想はじつによく似合っており、さながら小宇宙旅行の雰囲気である。特に大型の装置で聴くと、効果はなかなか凄い。サラウンドが試せる環境にある人は、至福の響きを堪能できるだろう。(白)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. The Planets, for 2 Pianos (Original Version of Work), Op. 32, H. 125: Mars, the Bringer of War
  • 02. The Planets, for 2 Pianos (Original Version of Work), Op. 32, H. 125: Venus, the Bringer of Peace
  • 03. The Planets, for 2 Pianos (Original Version of Work), Op. 32, H. 125: Mercury, the Winged Messenger
  • 04. The Planets, for 2 Pianos (Original Version of Work), Op. 32, H. 125: Jupiter, the Bringer of Jollity
  • 05. The Planets, for 2 Pianos (Original Version of Work), Op. 32, H. 125: Saturn, the Bringer of Old Age
  • 06. The Planets, for 2 Pianos (Original Version of Work), Op. 32, H. 125: Uranus, the Magician
  • 07. The Planets, for 2 Pianos (Original Version of Work), Op. 32, H. 125: Neptune, the Mystic

ユーザーレビュー

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編曲版の多い「惑星」の中でも,鑑賞に堪え...

投稿日:2012/03/31 (土)

編曲版の多い「惑星」の中でも,鑑賞に堪えるものとなると案外少ないものだが,このオルガン版の面白さには非常に惹き込まれた。パイプオルガンを2台備えた大聖堂で,巨大なホールの豊かな残響に支えられた重厚な音響には終始圧倒される。「火星」の5拍子のリズムや「水星」の軽快なパッセージまで重厚になってしまっているのはご愛嬌であるが,「土星」や「天王星」の重厚感は圧巻である。「木星」は案外あっさりした演奏であるが,冒頭のアルペジオから豊かな響きが心地よい。「海王星」の神秘的な響きも魅力的である。編曲はアメリカのオルガン奏者ピーター・サイクスのものを使っているようであるが,サイクス版は4手用なのに一人で弾いているとのことである。サイクス自身の演奏の録音が今イチなのに対し,この演奏は非常に優れものであると思う。オケ版に匹敵する聴き応えが満喫できる。

演奏家歴40年 さん | 山形県 | 不明

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人物・団体紹介

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ホルスト (1874-1934)

“惑星”で有名なイギリスの作曲家グスターヴ・ホルストは、1874年9月21日、英国グロースターシャー州のチェルトナムにスウェーデン移民の子として生まれます。父は音楽教師、母はピアニストだったこともあって、家庭環境は非常に音楽的でした。1887年、チェルトナム・グラマー・スクール入学。1891年、同校卒業。管弦楽のための間奏曲、スケルツォ作曲。1892年、ウィック・リッシントンでオルガニストの職に就

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