Nobody Wins -Stax Southern Soul 1968-1975

リイシュー・シーンの先頭をひた走る英KENT/SOULから、またも注目のコンピレーション発売！今回は、メンフィス・ソウルを代表するレーベルとしてあまりにも有名な、Stax Recoordsにスポットを当てた内容です。60年代初頭、Stax所属のOtis ReddingやSam & Dave、Booker T & The MGs等がサザン・ソウルのサウンドを決定づけました。ところが1967年、Otisは飛行機事故で短い人生を終え、1968年にStaxはメジャーのアトランティック傘下から離れることに。その後も、レーベルは南部を中心に独自の作品を輩出。この『Nobody Wins』は、その1968年からレーベルが終焉を迎えた1975年までに録音されたStaxの隠れた至宝や未発表曲、クラシック等をまとめて収録。未発表曲の中には女性グループで「As Long As I've Got You」というシングルで知られてるThe Charmelsの「I've Done It Again」、Homer Banksとタッグを組んでいたこともあるシンガー/ソングライター・ギタリスト、Chuck Brooksの「Hold On This Time」、女性シンガー/ソングライターのBettye Crutcherによる「Make A Joyful Noise」を収録。さらに、Jimmy LewisやWillie Singleton、Freddie Waters、Mack Rice等、これまでCD化されていなかったものやSTAXシングル・ボックスにしか収録されていないレアなシングル音源から、Soul ChildrenやWilliam Bell、Eddie Floyd、Johnny TaylorといったStaxレジェンド達のクラシックも収められております。サザン/メンフィス・ソウルを語る上でソウル・ファンにとっては誰もが通る、基本中の基本であるStaxですが、改めてその奥深さを改めて知る上でも、この22曲はうってつけではないでしょうか。先に発売された『Take Me To The River』、『The FAME Studios Story』に続く素晴らしい企画コンピです。