ベートーヴェン(1770-1827)

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CD 輸入盤

交響曲全集&序曲集 ケンペ&ミュンヘン・フィル(6CD)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
DB70708
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD

商品説明

ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集(6CD組)
ケンペ指揮ミュンヘン・フィル

1971年12月〜1973年6月ステレオ録音。交響曲全曲のほか、レオノーレ第3番、エグモント、プロメテウスの創造物序曲を収録。
 演奏はどれもすでに定評あるもので、渋く底光りするような独特の音響による骨格造形も逞しいアプローチは実に魅力的。奇を衒ったところなど全くありませんが、密度の薄いところも全くないという、実にクオリティの高い全集で、何度聴いても飽きのこない内容でこの価格はお買い得です。なお、こちらの商品には、解説書は添付されておりません。御了承のうえお買い求め下さい。

CD1
・交響曲第1番ハ長調 作品21
・交響曲第5番ハ短調 作品67『運命』

CD2
・交響曲第2番ニ長調 作品36
・交響曲第4番変ロ長調 作品60

CD3
・交響曲第3番変ホ長調 作品55『英雄』
・『プロメテウスの創造物』序曲
・『エグモント』序曲

CD4
・交響曲第6番ヘ長調 作品68『田園』
・『レオノーレ』序曲第3番

CD5
・交響曲第7番イ長調 作品92
・交響曲第8番ヘ長調 作品93

CD6
・交響曲第9番ニ短調 作品125『合唱』

 ウルズラ・コスズート(S)
 ブリギッデ・ファスベンダー(A)
 ニコライ・ゲッダ(T)
 ドナルド・マッキンタイアー(B)
 ミュンヘン・モテット合唱団
 ミュンヘン・フィルハーモニー合唱団
 ハンス・ルドルフ・ツェベライ(合唱指揮)
 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 ルドルフ・ケンペ(指揮)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 交響曲第1番
  • 02. 交響曲第5番 “運命”

ディスク   2

  • 01. 交響曲第2番
  • 02. 交響曲第4番

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総合評価

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質実剛健のベートーヴェンです。例えると噛...

投稿日:2020/11/03 (火)

質実剛健のベートーヴェンです。例えると噛めば噛むほど味の出るスルメのような演奏です。本当に素晴らしい演奏です。ありがとうございました。

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最近では、ベートーヴェンの交響曲の演奏に...

投稿日:2012/07/08 (日)

最近では、ベートーヴェンの交響曲の演奏にも、ピリオド楽器を用いた演奏や古楽器奏法の波が押し寄せてきているが、本全集が録音された1970年代は、まだまだ大編成のオーケストラを用いた重厚な演奏が主流であったと言える。例えば独墺系の指揮者で言えば、カラヤンやベームと言った大巨匠が交響曲全集を相次いでスタジオ録音するとともに、クーベリックやバーンスタインによる全集なども生み出されるなど、正にベートーヴェンの交響曲全集録音の黄金時代であったと言っても過言ではあるまい。そのような中で、決して華やかさとは無縁のケンペによるベートーヴェンの交響曲全集が、1975年のレコード・アカデミー賞を受賞するなど一世を風靡するほどの評判を得たのはなぜなのだろうか。確かに、本全集の各交響曲の演奏は、確かに、巷間言われているように、厳しい造型の下、決して奇をてらわない剛毅で重厚なドイツ正統派の名演と評することが可能であるが、決してそれだけでないのではないだろうか。一聴すると、オーソドックスに思われる演奏ではあるが、随所にケンペならではの個性が刻印されていると言えるだろう。例えば、第2番では、冒頭の和音の力強さ。第2楽章のこの世のものとは思えないような美しさ。第3楽章は、他のどの演奏にも増して快速のテンポをとるなど、決して一筋縄ではいかない特徴がある。第4番第1楽章冒頭の超スローテンポによる開始、そして第3楽章など、他のどの演奏よりも快速のテンポだが、それでいて、全体の造型にいささかの揺らぎも見られないのはさすがと言うべきであろう。第5番の第1楽章のテンポは実にゆったりとしている。しかし、決してもたれるということはなく、第1楽章に必要不可欠な緊迫感を決して損なうことなく、要所での音の強調やゲネラルパウゼの効果的な活用など、これこそ名匠ケンペの円熟の至芸というべきであろう。終楽章のテンポはかなり早いが、決して荒っぽさはなく、終結部のアッチェレランド寸前の高揚感は、スタジオ録音とは思えないほどのド迫力と言えるところだ。第6番の第1楽章は、かなりのスローテンポ。同じようなスローテンポで第2楽章もいくかと思いきや、第2楽章は流れるようなやや早めのテンポで駆け抜ける。第3楽章に至ると、これまたすざまじい快速テンポをとるなど、必ずしも一筋縄ではいかない個性的な演奏を展開している。第7番は、冒頭から実に柔和なタッチでゆったりとしたテンポをとる。主部に入っても、テンポはほとんど変わらず、剛というよりは柔のイメージで第1楽章を締めくくっている。第2楽章は、典型的な職人芸であり、決して安っぽい抒情に流されない剛毅さが支配している。第3楽章は雄大なスケールとダイナミックな音響に圧倒される。終楽章は、踏みしめるようなゆったりしたテンポと終結部の圧倒的な迫力が見事だ。第8番は、中庸のテンポで、ベートーヴェンがスコアに記した優美にして軽快な音楽の魅力を、力強さをいささかも損なうことなく表現しているのが素晴らしい。そして、第9番は、ケンぺ&ミュンヘン・フィルによる偉大な本全集の掉尾を飾るのに相応しい圧倒的な超名演。ここでのケンペの指揮は堂々たるドイツ正統派。気を衒うことは決してしない堂々たるやや遅めのインテンポで、愚直なまでに丁寧に曲想を描いているが、悠揚迫らぬ歩みによるいささかも微動だにしない風格は、巨匠ケンペだけに可能な圧巻の至芸と言えるだろう。ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団も、ケンペによる確かな統率の下、最高のパフォーマンスを発揮していると評価したい。音質は、従来CD盤が今一つの音質であったが、数年前にリマスタリングは施された(分売)ことによってかなりの改善がみられたところであり、私も当該リマスタリング盤を愛聴してきた。ところが、昨年末にESOTERICが、ついに本演奏のSACD化を行ったところだ。音質の鮮明さ、音圧、音場の幅広さのどれをとっても、これまでの既発CDとは段違いの素晴らしさであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。いずれにしても、ケンペによる素晴らしい名演をSACDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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廃盤になった様ですね。残念です。 すがす...

投稿日:2009/06/08 (月)

廃盤になった様ですね。残念です。 すがすがしい、透明感のある演奏に感銘を受けました。 SACD化でもして再販売出来ないものでしょうか?

NEGI さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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