CD 輸入盤

交響曲全集、ピアノ協奏曲全集、ピアノ・ソナタ全集 バレンボイム(19CD+1DVD限定盤)

ベートーヴェン(1770-1827)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4783608
組み枚数
:
20
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
DVD付き, 限定盤,輸入盤

商品説明

ベートーヴェン・フォー・オール
デラックス・エディション(18CD+特典CD+DVD)
ダニエル・バレンボイム


バレンボイムによるベートーヴェン・プロジェクト「ベートーヴェン・フォー・オール」シリーズの3つのセットをまとめ、さらにドキュメンタリーDVDとポッドキャストCD、ハードカヴァー・ブックレットを追加した限定ボックス。

【ピアノ・ソナタ全集】
バレンボイム3度目の全曲録音。ピアニストとして少年時代にキャリアをスタートしたバレンボイムは、これまでにEMIとDGに全曲録音を行っていました。
 この全集は、2006年にベルリンでおこなわれたベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会をライヴ録音したもので、先にEMIから映像がリリースされていたものと同じ時期の演奏となります。
 そのEMIの映像作品でも非常に高い評価を得ていただけに、今回のデッカからのCD化は歓迎されるところです。

【ピアノ協奏曲全集】
2007年5月21日から23日にかけて「ルール・ピアノフェスティヴァル」でおこなわれたコンサートのライヴ録音。先にEUROARTSから映像作品でリリースされているものと同じ時期の演奏です。
 「ルール」といえば、ドイツ屈指の工業地帯として知られていますが, そのルール地方で毎年行われるこのピアノ・フェスティヴァルはドイツでも最大級の音楽祭。世界のピアニストが定期的に集まる出会いの場です。第1回の開催セレモニーではポリーニが登場、すでに有名になったプロだけでなく、豊かな才能を持った若手の登竜門にもなっており、今年の目玉は、バレンボイムとシュターツカペレ・ベルリンによるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲サイクルでした。
 バレンボイムは若い頃にクレンペラーの指揮で全集を録音しており、その後、自身は指揮をしてルービンシュタインのソロで全集を録音、さらに後年、ベルリン・フィルを弾き振りして全集を録音といった具合ですでに3度全集に関わっています。

【交響曲全集】
武力ではなく、対話によってパレスチナに平和を! という信念の元、文学者エドワード・サイードとダニエル・バレンボイムによって創設されたウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラによる演奏。
 音楽を前に、人は自然と同じ呼吸の元でハーモニーを響かせる。それが対立しあうイスラエル、パレスチナ、そしてアラブ、ユダヤなど様々なルーツをもつ国々から集まった若き音楽家たちであろうとも。ベートーヴェンのスコアを手に、ひとつの譜面台と譜面を共有する二人ひと組の弦楽奏者にはじまり、全てのプレイヤーが心をひとつにして和音を響かせ、呼吸をひとつにしてフレージングを作りあげていきます。

【セット概要】
・交響曲全集(5CD)
・ピアノ協奏曲全集(3CD)
・ピアノ・ソナタ全集(10CD)
・DVD:ドキュメンタリー『ベートーヴェン・フォー・オール』(約58分)
・バレンボイムのインタビューほか、プロモーションに使用されたポッドキャスト素材を収録したCD
・ハードカヴァー・ブックレット(64ページ、写真多数掲載)

【収録情報】
ベートーヴェン:交響曲全集(4783511)
CD1
・交響曲第1番ハ長調 op.21
・交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』
CD2
・交響曲第2番ニ長調 op.36
・交響曲第4番変ロ長調 op.60
CD3
・交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』
・交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
CD4
・交響曲第7番イ長調 op.92
・交響曲第8番ヘ長調 op.93
CD5
・交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』

 アンナ・サムイル(ソプラノ)
 ヴァルトラウト・マイアー(メゾ・ソプラノ)
 ペーター・ザイフェルト(テノール)
 ヴォルフガング・コッホ(バス)
 ケルン大聖堂声楽アンサンプル
 ウエスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
 ダニエル・バレンボイム(指揮)

 録音時期:2011年8月
 録音場所:ケルン、フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(4783515)
CD6
・ピアノ協奏曲第1番ハ長調 op.15
・ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.19
CD7
・ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37
・ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58
CD8
・ピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』

 シュターツカペレ・ベルリン
 ダニエル・バレンボイム(ピアノ、指揮)

 録音時期:2007年5月21-23日
 録音場所:ボーフム、ヤールフンデルトハレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集(4783549)
CD9
・ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1
・ピアノ・ソナタ第2番イ長調Op.2-2
・ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
CD10
・ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7
・ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10-1
・ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
CD11
・ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
・ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13『悲愴』
・ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
・ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2
CD12
・ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
・ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26
・ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1
CD13
・ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2『月光』
・ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28『田園』
・ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
CD14
・ピアノ・ソナタ第17番ニ短調『テンペスト』Op.31-2
・ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
・ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49-1
・ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49-2
CD15
・ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53『ワルトシュタイン』
・ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54
・ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57『熱情』
・ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78
CD16
・ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
・ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a『告別』
・ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
・ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
CD17
・ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106『ハンマークラヴィーア』
・ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
CD18
・ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
・ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111

 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)

 録音時期:2005年6月〜7月
 録音場所:ベルリン国立歌劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

CD19
・バレンボイムのインタビューほか、プロモーションのみに使用されていたポッドキャスト素材のCD
DVD
・ドキュメンタリー『ベートーヴェン・フォー・オール』(約58分)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. 1. Adagio Molto - Allegro Con Brio - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 02. 2. Andante Cantabile Con Moto - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 03. 3. Menuetto (Allegro Molto E Vivace) - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 04. 4. Finale (Adagio - Allegro Molto E Vivace) - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 05. 1. Allegro Con Brio - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 06. 2. Marcia Funebre (Adagio Assai) - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 07. 3. Scherzo (Allegro Vivace) - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 08. 4. Finale (Allegro Molto) - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim

ディスク   2

  • 01. 1. Adagio Molto - Allegro Con Brio - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 02. 2. Larghetto - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 03. 3. Scherzo (Allegro) - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 04. 4. Allegro Molto - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 05. 1. Adagio - Allegro Vivace - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 06. 2. Adagio - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 07. 3. Allegro Vivace - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim
  • 08. 4. Allegro Ma Non Troppo - West-Eastern Divan Orchestra, Daniel Barenboim

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バレンボイムは違いの分かる男だと思う。違...

投稿日:2012/10/10 (水)

バレンボイムは違いの分かる男だと思う。違いと言っても「良さが見分けられる」違いではない。おのれの演奏に間違いを認める力のことだ。そうでもなければ、ここまでベートーヴェンには拘らないだろう。若い頃に、ほぼ完成の領域まで入ったこともあって、ピアノの変化は大きくない。しかし指揮では大きくスタイルが変わった。シュターツカペレ・ベルリンとの初の全集には高い評価もあるが、実際聴くと、様々な部分で「鈍重で粗雑」と感じてしまう。おそらく、完成直後に本人も「うーむちょっと違うかも」と感じたのだと思う。義理付き寄せ集め東西詩集オケで再録に臨んだのも、旧態の旧東独オケにあれほど手を入れても思い通りにならなかった思いと、机上で考えた楽聖の音楽と、実際鳴った音楽との間に乖離を感じたからだろう。ピアノ協奏曲でもベルリンフィルの振り弾き以上を考えられないと思うが、再録に臨んでいる。まあライブということで、スタジオ採りではないので、純然たる再録ではないのかもしれないが…、飽くなき探求心に頭が下がる思いだ。おそらくもう一段上を目指すのだろう。3つの全集も未だ未完だと…。まあ先は分からないので、とりあえずは現時点での最高を。

蓮華人 さん | 千葉県 | 不明

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人物・団体紹介

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ベートーヴェン(1770-1827)

1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲

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