Sony Classical Vivarte
オルガン&チェンバロ作品集(4CD)
バッハ、フローベルガー、シャイデマン、ほか
グスタフ・レオンハルト
レオンハルトがセオン・レーベルに録音した2枚組のバッハのオルガン作品集と、SONYのヴィヴァルテに録音したヴェックマンとフローベルガーによるチェンバロ作品集、そして同じくSONYのヴィヴァルテに録音したシャイデマンほかによるオルガン作品集をまとめた4枚組セット。
参考までにかつてのジャケット画像を表示しておきます。(HMV)
【収録予定曲】
CD1, CD2
バッハ:オルガン作品集
40代半ばだったレオンハルトがセオン・レーベルに録音したバッハの名盤。
バッハが教会オルガニストの地位に就いていた期間は比較的短いものでしたが、生前は作曲家としてよりもオルガンの名手、オルガン鑑定の専門家として広く知られていました。
レオンハルトは、チェンバロだけでなくオルガンの名手でもあり、バッハのオルガン作品にも精通しています。
ここでは、トッカータとフーガや前奏曲とフーガといった有名曲と共に、あまり知られていない作品も数多く選ばれており、バッハのオルガン作品の多様な魅力を伝えてくれます。
J.S.バッハ:
・前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
・カノンの技法による変奏曲『高き天よりわれは来たり』 BWV769
・マニフィカトによるフーガ BWV733
・コラール『いと高きところにいます神のみ栄光』 BWV633
・コラール『われらの救い主なる主イエス・キリスト』 BWV665
・コラール『われらの救い主なる主イエス・キリスト』 BWV666
・コラール『われ汝の御座の前に進みいで』 BWV668
・前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
・トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
・コラール『おお罪なき神の子羊』 BWV618
・パルティータ『汝明るき日なるキリスト』 BWV766
・前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546
・コラール『われらキリストのしもべ』 BWV710
・コラール『われ汝に別れを告げん』 BWV736
・パルティータ『おお汝正しく善なる神よ』 BWV767
・幻想曲ハ短調 BWV562
・幻想曲ト長調 BWV572
グスタフ・レオンハルト(オルガン)
録音時期:1972〜1973年
録音場所:アムステルダム、フランス改革派ヴァールセ教会
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
原盤:Seon
CD3
ヴェックマン、フローベルガー:チェンバロ作品集
若い頃からフローベルガー作品の紹介に情熱を傾けてきたレオンハルトは、出版譜の校訂をおこなったうえで演奏することも多く、フローベルガーの権威としても知られています。ここではハンブルクのオルガニストでもあったヴェックマンによる作品との組み合わせで、シンプルな作品を磨きあげ、滋味あふれる演奏をおこなっています。
ヴェックマン:
・組曲ロ短調
・トッカータ ホ短調
・トッカータ イ短調
・組曲ニ短調
・組曲ハ短調
・カンツォン ハ長調
・トッカータ ニ短調
フローベルガー:
・ブランシュロシュ氏の死に寄せる追悼曲
・組曲ホ短調
・カプリッチョ ハ長調
・リチェルカーレ ニ短調
・組曲イ長調
グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
録音時期:1996年
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
原盤:Vivarte
CD4
北ドイツのオルガン音楽の巨匠たち
バッハ以前にオルガン音楽を盛り上げていた北ドイツ楽派の作曲家、シャイデマンほかの作品とバッハの作品を並べた構成。銘器として知られるシュニットガー・オルガンのストップを駆使して自在で壮麗な演奏を展開、バッハに連なるオルガン伝統のパワーを改めて知らしめる内容となっています。録音も優秀。
・シャイデマン:プレアンブルム第5番ニ調
・シャイデマン:プレアンブルム第4番ニ調
・シャイデマン:プレアンブルム第3番ニ調
・シャイデマン:イエスよ、汝の業を我らに示し
・シャイデマン:主を讃えよ
・シャイデマン:主よ、我汝によって望めり
・シャイデマン:第6旋法のマニフィカト
・シルト:いと高き所にいます神に栄光
・作者不詳:詩篇第23番にもとづく3つの変奏曲
・ブルーンス:プレルーディウム ホ短調
・ベーム:イエス・キリスト、汝は讃えられん
・ベーム:キリストは死の縄目につながれ
・J.S.バッハ:ファンタジアとイミタツィオ ロ短調 BWV563
・J.S.バッハ:ファンタジア ハ短調 BWV Anh.205
・J.S.バッハ:ソナタ イ短調 BWV967
グスタフ・レオンハルト(オルガン)
録音時期:1994年
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
原盤:Vivarte