ピアノ三重奏曲集、岩の上の羊飼い、セレナード　オリヴァー・シュニーダー・トリオ（２ＣＤ）

シューベルト：ピアノ三重奏曲集（２ＣＤ）
オリヴァー・シュニーダー・トリオ

キューブリックの映画『バリー・リンドン』に第2楽章が使われ、そのノスタルジックな美しさが広く知られることとなったピアノ三重奏曲第2番と、同じくシューベルト後期の傑作であるピアノ三重奏曲第1番、および歌曲『岩の上の羊飼い』と『セレナード』のピアノ三重奏編曲ヴァージョンを収録。
　演奏のオリヴァー・シュニーダー・トリオは、スイスのピアニスト、オリヴァー・シュニーダーと、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団コンサートマスターのアンドレアス・ヤンケ、同団首席チェリストのベンヤミン・ニッフェネッガーの３人で構成されるグループです。
　傑作ピアノ三重奏曲2曲に加え、名旋律で知られる歌曲2曲の編曲も加えたこのアルバムは、シューベルト後期の味わい深い旋律により、一貫した雰囲気が醸成されているのがポイントとなっています。（ＨＭＶ）

【収録情報】
シューベルト：
・ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調 Op.99, D.898
・ピアノ三重奏曲第2番変ホ長調 Op.100, D.929
・岩の上の羊飼い D.965（ピアノ三重奏編曲版）
・歌曲集『白鳥の歌』より『セレナード』（ピアノ三重奏編曲版）

　オリヴァー・シュニーダー・トリオ
　　オリヴァー・シュニーダー（ピアノ）
　　アンドレアス・ヤンケ（ヴァイオリン）
　　ベンヤミン・ニッフェネッガー（チェロ）

　録音時期：2012年7月8-10日
　録音場所：イギリス、サフォーク州、ポットン・ホール
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）

【オリヴァー・シュニーダー】
1973年スイス生まれ。10歳に満たない若さでパリのツェムリンスキー弦楽四重奏団とのデビューを果たし、チューリッヒ音楽院にてオメロ・フランセッシュに師事して最高位で卒業。その後、ウィーン国立音楽院大学、マンハッタン音楽院でも学位を取得し、ピーバディー音楽院にてレオン・フライシャーに師事、2001年卒業。ヨーロッパ、アメリカ、日本の各地で演奏活動を積極的に行い、ヴェルヴィエ音楽祭、チューリッヒ祝祭週間など主要音楽祭にも参加。トーンハレ管弦楽団をはじめヨーロッパの多くのオーケストラとの共演も果たしています。2004年と2006年にユリア・フィッシャーとの共演で来日しています。