SACD 輸入盤

マーラー:交響曲第4番(室内楽版)、ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 ピノック&ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
CKD438
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

マーラー:交響曲第4番、ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
室内アンサンブル編曲版
トレヴァー・ピノック& ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル


1970年代から80年代にかけてオリジナル楽器隆盛の基礎となる一大ムーヴメントをつくりあげたアーティストのひとりで、以後、古楽界の第1人者として高い評価を得てきたトレヴァー・ピノックが、マーラーの交響曲第4番とドビュッシーの『牧神の午後への前奏曲』の室内アンサンブル・ヴァージョンをとりあげます。

【私的演奏協会による編曲】
ウィーンの保守的かつ攻撃的な批評家や聴衆に対抗するため、新ウィーン楽派の面々が1918年に設立した「私的演奏協会」は、芸術上のピュアな環境を求めた結果としての活動でしたが、演奏会での数々の制約があったため、“編曲”という産物を数多く生み出したことでも知られています。
 シェーンベルク自身のほか、彼の仲間や弟子たちと共に3年に渡って運営されていたこの協会では、ブルックナーやヨハン・シュトラウスなどの興味深い作品の編曲が演奏されており、中にはマーラーの作品も含まれていました。
 『大地の歌』編曲版と並んで人気のある交響曲第4番の室内編曲版は、作曲家エルヴィン・シュタイン[1885-1958]によるものです。彼は後年ロンドンにわたり、ブージー&ホークス社と契約、顧問のような形で活動していたらしく、ブリテンの才能に着眼し、彼を世に出す上で重要な役割を果たしたともいいます。
 このソプラノ、フルート、オーボエ、クラリネット、2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ピアノ、打楽器、ハルーモニウムのために編曲されたシュタイン版のマーラー交響曲第4番のスコアは失われてしまいましたが、ブリテン=ピアーズ財団が楽器の使用法をメモした原譜スコアから復元を依頼し、演奏可能な状態になったものが使われてきました。
 『牧神の午後への前奏曲』の方は、使用楽譜についての情報が入っていませんが、おそらく「私的演奏協会」で活躍していたベンノ・ザックス[1894-1920]によるものではないかと思われます。すでにリノス・アンサンブルによる録音なども存在する美しいアレンジです。(HMV)

【収録情報】
・マーラー:交響曲第4番ト長調(エルヴィン・シュタイン編/室内アンサンブル版)
・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(室内アンサンブル版)


 ロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージック・ソロイスツ・アンサンブル
 トレヴァー・ピノック(指揮)

 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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