発売されるやいなや瞬く間に旋風をまき起こした2011年の傑作デビューアルバム『さっちゃん』、その翌年に発売されポップな側面を打ち出したミニアルバム『23歳』に続き、まさに待望と呼ぶにふさわしい平賀さち枝のダブルA 面ニューシングルが遂に発売決定!!
輝きに満ちたタイトル・トラック「ギフト」を中心に、セルフ・プロデュースにより録音された書き下ろしの新曲、全4 曲を収録。
M-1.「ギフト」は、バンド編成で録音された、彼女の新境地を感じさせる軽快で疾走感あふれる爽やかなポップ・ナンバー、M-2.「いつもふたりで」は「さっちゃん」から続く彼女の歌心のひとつの到達点とも言える切なく甘いミディアム・チューンでこちらも「ギフト」と同じくバンド編成で録音されている、M-3.「ハイウェイ」はスローテンポながら夏の空気のような清々しさを感じさせる柔らかな佳曲、M-4.「四季の唄」は「踊ってばかりの国」の下津光史の作詞/作曲による楽曲でスチールギターが効果的に配され今までにない新鮮な魅力を発している。
録音には、oono yuuki、シャンソンシゲル、池上加奈恵(はこモーフ、王舟、真っ黒毛ぼっくす)、中川理沙(ザ・なつやすみバンド、うつくしきひかり)、林宏敏(踊ってばかりの国)が参加。
それぞれの楽曲が、どれひとつとして同じではなく、確かなソングライティングとヴォーカリストとしての成長、平賀さち枝がアーティストとして新たなステージに立ったことを高らかに告げる、これまでのイメージを大幅に超える、シングルながら全体を通して聴きごたえのある充実の作品がここに完成した。
- 推薦コメント-
さっちゃんは、汚れないイメージがあった。できたてのプラスチックみたいに、壊れにくいし、染まりにくい。
それが「平賀さち枝」特有のニヒリズムにも繋がっていたし、土や緑の香りを携えながらもそれらに染まり切らない魅力があった。
けど今作は、汚れているし、憎しんでいるし、迷っているし、憂いでいる。正直、びっくりした。
その感情の衝動的な波が、優しく穏やかなギターのストロークや歌声に切実に現れていて、聴いているとこっちの胸がヒリヒリしてきて、たくさん涙が出ました。
わたしはこんなにヒリヒリしてたんだなあ。気づかせてくれてありがとう。
汚れてくれて、ありがとうさっちゃん。愛と敬意と友情を込めて。
SEBASTIAN X 永原真夏
平賀さち枝さんの声とメロディに
淡い記憶の中の風景を思い出さずにいられない
日本に暮らす私達のための
小さな恋のサウダージ
ユリナ/住所不定無職
誰かは「不幸」と呼ぶが、女はそれを「幸せ」と呼ぶ。
いづれほつれ、ほどけることを承知の上で、大股でその糸の上を、渡る。
小さな包みを大事に抱え、今はまだ壊れないように。
季節の風が吹いたとき、落っこちないようにね。
金田康平 (歌手/THEラブ人間)
軽やかな足取りで 新しい季節へ。
さて、そこにはどんな花が咲いているのでしょうか?
どんな匂いで、どんな色?
久しぶりに届けられた手紙のような4つの唄。
やけのはら
あの「さっちゃん」で空に唾を飛ばしてた子が今は大人になって、凛としながらも、まだ「やさしくなれたなら」と思ってるのが良い。
王舟
平賀さち枝を30cm定規に例え て、0cmが『さっちゃん』、30cmが『23歳』とすると、『ギフト』は13cmあたりから目をつむって何となく上の方に5cmくらい線をぴぃーと引いたとこにあるような存在。
つまり、前作たちの中間にあるような気もするけど、今までとはまた違ったベクトルにも進みだしたような。平賀さち枝のキャパが広がっていく新たな始まりのような。
ヴィレッジヴァンガード下北沢 長谷川朗
新しい服とリズムを着こなして
都会のさっちゃん、どこへゆく。
ガケ書房 山下賢二
透明感ある彼女の唄声は、いつだってやさしい。
キモチを唄い上げるということは
まっすぐで豊かな輝きを放つ
そんな特別なことなんだと
しみじみ憶う唄でした。
アニメーション演出家 加藤道哉
あの曙光のような暖かみがいつのまにかたくさんの光になって、色づいてきたなぁ。
そんなことを想いながら平賀さち枝の音楽に包まれている今は喜びの時間です。
九龍ジョー(ライター)
▼PROFILE
平賀さち枝(ひらがさちえ)
岩手県出身。2009年に作詞、作曲、ギターをはじめる。ギターが弾けずアカペラなどでライブ活動を開始。数ヵ月後にはギターを弾きなから歌うようになる。ファーストアルバム『さっちゃん』を2011年4月にkitiよりリリース。アルバム『さっちゃん』は各所で2011年のベスト・アルバムに選ばれるなど、現在もロングセラーを続けている。
2012年4月、ファーストミニアルバム『23歳』をリリース。
2013年3月〜4月にかけて全国12か所をめぐる「平賀さち枝 春まねきワンマンツアー」を開催。
以降、全国でのライブ活動を続けている。
オフィシャルサイト http://www.hiragasachie.com/
デビュー・アルバム『さっちゃん』が各地で評判を呼んだ、岩手県出身の女性シンガー・ソングライターによる両A面シングル。フォークや歌謡曲、ニューミュージックの面影を残したポップ・サウンドと人懐っこい歌声が最大の魅力。素朴ながらも淡白でない味わい深さが、彼女への興味を呼び起こす。(今)(CDジャーナル データベースより)
1987年生まれ。岩手県出身。2009年に作詞、作曲、ギターをはじめる。ギターが弾けずアカペラなどでライブ活動を開始。数ヵ月後にはギターを弾きながら歌うようになる。 2010年、高円寺 無力無善寺で毎月定例ライブを行う。都内各所て活動。ファーストアルハム『さっちゃん』を2011年4月にkitiよりリリース。2011年7月にはJA
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