ネズミに捧ぐ詩

忌野清志郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046004376
ISBN 10 : 4046004371
フォーマット
出版社
発行年月
2014年05月
日本
追加情報
:
128p;21

内容詳細

キヨシロー復活!未発表・書き下ろし最新刊。

1988年2月、親父の死をキッカケに清志郎は筆をとる。実母への溢れ出る想いを、繊細かつ瑞々しい筆致で綴った詩と日記による私小説。執筆から26年、四半世紀を経て、永遠のブルースマンが贈る待望の新刊、堂々刊行!(装画=百世)

【目次】
第一章
ネズミに捧げるうた
1988
時々、誰かがやって来る
赤ん坊
買い物
どうも変だと思ってた
彼女に関すること(1)
スター?
どれがいい歌?
おふくろが死んだとき
まるで恋人ができたような気持ち
親父の場合
遺産
コカイン

第二章

彼女に関すること(2)
おばさんはトラックでやって来る
Dear Charles
彼女に関すること(3)
前略
夜を待つ
女たち
DRUG ON
君への忠告
ニュース
卒業生
HAPPY
ツアーの初日
大阪3DAYS
フキちゃんといっしょに
解禁
瑞穂町の酒屋、創業65年西久保屋(酒屋)、その主人3代目、西久保武夫氏。
彼女の声

著者紹介
忌野清志郎(いまわのきよしろう)
1951年4月2日 - 2009年5月2日。バンドマン。1970年RCサクセションとしてデビュー、10年連続武道館公演などの実績を残す。1991年のバンド活動休止後も、ソロ活動の他、俳優や絵本の執筆、サイクリストなど活動は多岐にわたる。

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読書メーターレビュー

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  • ひらちゃん さん

    溢れてる。最初はバラバラに見てたものが形作って。夢中で読んだ。母の死んだとき、父の死んだとき。そしてもう一人の母のこと、実の父に宛てた手紙。ぐるぐると、でも嬉しい気持ちもいっぱいで。声が聴こえてきた。なんだか嬉しかった。

  • 多田幾多 さん

    読んだは良いけど、どう感想を描いて良いのか分からない。だって自分が思ってる以上にこの本の忌野清志郎は愛とユーモラスで溢れているんだから。作中の言葉にあるように、「母親の愛に飢えて」いたのだろう。そして父の死と同時に初めて本当の母親の顔を見れて、本当の母親の名前を知れたときのキヨシローはどれほど嬉しかったのだろう?それは「HAPPY」を読めば一目瞭然。初めて恋人と呼べる者に会ったかのような、やっと心から愛せる人と会ったかのような嬉しさを感じる。彼はやっと、長い時間を得て、「恋人」に会えたのだから

  • シュシュ さん

    この人の言葉が好きだ。飾り気がなくて嘘のない感じ。笑って泣ける本だった。自分には実の両親と育ての両親がいて、4人も親がいるのはラッキーだという。実のお母さんのことを知り、新しい恋人ができたみたいだと喜んでいる清志郎さんが素敵だった。反原発、反戦を堂々と言っていた清志郎さん。生きていたら、今、どうしていただろうかと思う。

  • るんるん さん

    いくら、そのいい歌で盛り上げたって ステージをおりたあと、ちがう言葉でしゃべってるんじゃ…ちょっと、なあ…そいつは、サギみてえだろ  字もキヨシロウさんらしいな。

  • ヘビメタおやじ さん

    母親(育ての)の葬式や親父さん(育ての)の亡くなるところは、坦々とした文章がぐっと胸にきます。母親(実の)の写真の発見と人となりが分かったところで、「まるで恋人が見つかったようだ」という表現に喜びが溢れていて、読み手もうれしくなりました。「ステージ降りたら違う言葉で話してたら、それはサギだろう」と言っているように、彼の歌は、嘘ではない日常と同じところから出てきた言葉で紡がれたメッセージでした。この作品ではメッセージとは違う彼の言葉を読めた気がします。

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