CD 輸入盤

『日出ずる処、牧神の目覺め〜近代フランス・オーボエ作品集』 シャレール、デルクロー

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
WAONCD290
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

近代フランス音楽への日本からのオマージュ

京都市交響楽団に所属するフランスのオーボエ奏者、フロラン・シャレールと、ジュネーヴ音楽院で後進の指導にもあたっているコンポーザー=ピアニスト、トマ・デルクローによるオーボエとピアノのための作品集の登場。2013年6月に京都のアンスティチュ・フランセ関西を舞台に開催された公演がもとになった録音です。
 ケクラン、デュカス、プーランクらのフランス作曲家作品のほか、デルクローの自作、さらに、ポール・クローデル(旧関西日仏学館設立者)の詩を日本初訳した上田敏の詩に基づく、平野一郎[1974-]の作品が収録されています。薫り高いひと時を楽しむことができる1枚です。
 フロラン・シャレールが使用している楽器は、1976年にスイス・チューリッヒに創設されたデュパン工房(現在はルクセンブルクに拠点を置く)のインペリアル・オーボエ。(WAON)

【収録情報】
● ケクラン:オーボエとピアノのためのソナタ op.58
● 平野一郎:牧羊神α(上田 敏の詩に拠る、無伴奏オーボエの為の田園曲)
● デュカス:遥かなる牧神の嘆き
● デルクロー:コスモス
● プーランク:オーボエとピアノのためのソナタ
● ドビュッシー:トッカータ
● 平野一郎:牧羊神β(上田 敏の詩に拠る、オーボエ&ピアノの為の田園曲エクローグ)

 フロラン・シャレール(オーボエ)
 トマ・デルクロー(ピアノ)

 録音時期:2014年5月27-30日
 録音場所:滋賀県高島市立ガリバーホール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)

【フロラン・シャレール(オーボエ)】
フランス中部、クレルモンフェラン出身。アラン・ブランブリュードの元でオーボエを始める。パリ国立高等音楽院でジャク・ティス、フレデリック・ターディーにオーボエを、モーリス・ブルグ、ダヴィッド・ヴァルテールに室内楽を学び、2003年最優秀の成績で卒業。同年、UFAMパリ国際コンクール優勝。在学中よりエマニュエル・クリヴィヌが指揮するフランス・ユースオーケストラに在籍した後、リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、イル・ド・フランス国立管弦楽団、ミュルーズ交響楽団等、多数のオーケストラに招聘される。2005年アメリカ、テキサスのフェルナンド・ジレ国際オーボエコンクールに優勝した際は、R.シュトラウスのオーボエ協奏曲のソリストとして、同地のオースティン交響楽団と共演。その卓越した演奏力を絶賛される。同年、佐渡裕氏によるオーディションに合格。兵庫芸術文化センター管弦楽団に入団のため来日。2006年より京都市交響楽団に在籍。現在は、オーケストラでの活動に加え、ソロ奏者、室内楽奏者としても幅広い活躍をみせている。
 東京チェンバーオーケストラ、大阪フィルハーモニーなど、各地で首席奏者として客演するほか、「アルボラダ木管五重奏」としてNHKFMラジオに出演、録音。「キョウトシモ」では、タップダンスとクラシック音楽の融合、というジャンルを超えた芸術の融合を見事に果たし、大好評を博した。2012年青山音楽賞受賞。2013年アフィニス夏の音楽祭に出演。2014年には、故郷クレルモンフェランを遠く離れ、「日本に渡ったフランス人の音楽家」として、彼の生い立ちや、音楽の軌跡に迫ったドキュメンタリーがフランスで放送され、大きな反響をよんだ。(WAON)

【トマ・デルクロー(ピアノ)】
リヨン出身。6歳からピアノを始める。リヨン国立高等音楽院でピアノをロジェ・ムラロに、音楽書法をロイック・マイエに師事。最優秀の成績で卒業する。2003年メセナより奨学金を受給。同年、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭に参加し、クリスティアン・イヴァルディ、エマニュエル・ストロッセール、トリオ・ヴァンダラーと共演し、音楽に磨きをかける。2005年パリ国立高等音楽院で室内楽をクレール・デゼール、アミ・フラメール、ディアーナ・リゲティに師事。最優秀の成績を得て卒業。近年は、ソロ活動、室内楽奏者、作曲家としても精力的に活動をしている。
 コントラバス奏者クリストフ・ベローとの「キュプカ・デュオ」をはじめ、チェロ奏者ミワ・ロッソと「デュオ・レオス」、ピアニスト、ギョーム・レビーと「デュオ・ノクチュエル」を結成。各地で公演し、高い評価を得ている。日本でも、オーボエ奏者フロラン・シャレールと共に演奏活動を行っており、「ノクターン」、「夢」、「コスモス」の3作品を彼に献呈した。(WAON)

内容詳細

アンスティテュ・フランセ関西(旧:関西日仏会館)でのイベントがきっかけとなって生まれた一枚。京都市響で活躍するシャレールの演奏で、近代の名作から新作までを快演。ピアノ伴奏をつとめるジュネーヴ音楽院のデルクロー作曲による「コスモス」、日本の平野一郎による「牧羊神α」が実に面白い。(榎)(CDジャーナル データベースより)

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