CD 輸入盤

小ミサ・ソレムニス ダントーネ&パリ室内管、アクサンチュス、レージネヴァ、他

ロッシーニ(1792-1868)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
V5409
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ロッシーニの小ミサ・ソレムニス
初演150年記念公演のライヴ録音
ダントーネによる細かな彫琢が美しい管弦楽
注目の新星レージネヴァをはじめとする充実の歌唱陣!


ロッシーニの小ミサ・ソレムニスは、1864年3月14日、パリで初演されました。この演奏は、初演150年を記念して2014年6月にサン=ドニ大聖堂で行われた演奏会のライヴ録音。オッターヴィオ・ダントーネといえば、近年ではムローヴァとのバッハのヴァイオリン協奏曲の録音でも非常に話題になりましたが、ここでは名門パリ室内管弦楽団を非常に細かな彫琢をもって響かせています。
 本作品は、声楽、2台ピアノとハルモニウムによる室内楽版が決定稿であり、ロッシーニが1867〜68年にかけて書いた管弦楽版は単なる編曲であるとされておりましたが、ダヴィデ・ダオルミの近年の研究は、管弦楽版こそが、長きに渡るこのミサ曲の創作活動の終着点であった、としています。この見地にたって近年為された改訂版を使用したのがこの演奏です。
 さらに、近年の研究(ダヴィデ・デオルミとクルト・リューダースによる)は、このロッシーニの小ミサ・ソレムニスは、ロッシーニが、古くからの友人ニデルメイエールへの追悼のために書いたとする説を確信的なものとしています。ルイ・ニデルメイエール[1802-1861]は、スイスに生まれ、1819年にイタリアに移り、ローマで出会ったロッシーニと永遠の友情を結びました。ニデルメイエール自身は作曲家としては成功しませんでしたが、教会音楽学校の再興を行う(この学校ではサン=サーンスが教鞭をとり、フォーレはここの学生の一人でした)など、教会音楽の演奏と典礼の伝統の擁護などにも一役買った人物。このニデルメイエールの影響は、このロッシーニの小ミサ・ソレムニスでも、たとえば「Et incarnatus est」などのパレストリーナ的な部分に見られるといえるでしょう。この管弦楽版はロッシーニが亡くなった翌年の1869年に初演され、大成功をおさめました。それからほどなくした1876年、ヴェルディは、ロッシーニ追悼のために書いたレクィエムを同じ会場で演奏しています。
 ソプラノは、ミンコフスキも大絶賛、いまや世界が注目する1989年サハリン生まれのレージネヴァ。コントラルトのデルフィヌ・ガルーは、ヨーロッパの音楽祭では欠かせない存在。マイケル・スパイアズはアメリカ、ウィーンで声楽を学び、ムーティ指揮シカゴ響の『オテロ』でロデリーゴ役に抜擢されるなど、活躍めざましい歌い手です。1976年モスクワ生まれのバスのヴィノグラードフは、新国立劇場などで何度も来日している実力派。充実した歌唱陣に加え、近年無伴奏合唱のレパートリーを越えさらなる活躍を広げているアクサンチュス。最高の布陣によるロッシーニです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
● ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(ダヴィデ・ダオルミ校訂版管弦楽版使用)

 ユリア・レージネヴァ(ソプラノ)
 デルフィーヌ・ガルー(コントラルト)
 マイケル・スパイアズ(テノール)
 アレクサンドル・ヴィノグラードフ(バス)
 クリストフ・アンリ(オルガン)
 アクサンチュス
 パリ室内管弦楽団
 オッターヴィオ・ダントーネ(指揮)

 録音時期:2014年6月22-24日
 録音場所:パリ、サン=ドニ大聖堂
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

  • 01. 01-14. Petite Messe Solennelle

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