Product Details
ISBN 10 : 4040800192
Content Description
この国にはなぜキャラクターがあふれているのか―。いまや「メディアミックス」は日常化し、生活のあらゆる場面においてアニメや漫画のキャラクターが存在する。一体「メディアミックス」とは何なのか?気鋭のメディア研究者である著者が、その出発点である『鉄腕アトム』やアニメキャラクターの玩具化、そして現象を加速させた角川の戦略を軸に分析。今日の「コンテンツ」ビジネスへと繋がるメディアミックスの功罪、さらにはその未来像が見えてくる。
目次 : 第1章 動かさないことが「アニメ」を生む(アニメーションとアニメ/ 日本アニメーションの二つの潮流 ほか)/ 第2章 菓子・おまけ・キャラクタービジネス:鉄腕アトムと明治製菓(キャラクタービジネスの始まり/ キャラクターの効果 ほか)/ 第3章 モノのコミュニケーションとマスコミ玩具(キャラクタービジネスについての考え方/ キャラクタービジネス第三の時代 ほか)/ 第4章 大衆のためのメディアミックス:春樹と角川商法(戦後のマーケティングと大量消費社会/ マーケティングとメディアミックス ほか)/ 第5章 ゲームマスターとプラットフォームプロデューサーの登場:角川第二の時代(角川の年表/ 転換の瞬間 ほか)/ 第6章 コンテンツとプラットフォーム:KADOKAWAとDWANGOの統合(ポストウェブ時代/ コンテンツ・イズ・キングからプラットフォーム・イズ・キングへ ほか)
【著者紹介】
マーク・スタインバーグ : カナダ・コンコルディア大学准教授。1977年生まれ。映画・メディア研究専攻。『Anime’s Media Mix』(University of Minnesota Press)で2014年、優れた玩具研究に対して授与されるITRA‐BTHA賞(国際玩具研究協会/英国玩具ホビー協会)のシニア賞を受賞
大塚英志 : まんが原作者、批評家。国際日本文化研究センター教授。東京大学大学院情報学環特任教授。1958年。筑波大学人文学類卒業。『戦後まんがの表現空間』(法藏館)で第16回サントリー学芸賞、『「捨て子」たちの民俗学』(角川選書)で第5回角川財団学芸賞を受賞
中川譲 : 東京大学学際情報学府博士課程単位取得満期退学、映画専門大学院大学助手を経て、日本映画大学准教授、多摩大学情報社会学研究所研究員、国際日本文化研究センター共同研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
Takayuki Oohashi
読了日:2016/02/08
seichan
読了日:2016/04/12
はすのこ
読了日:2016/01/19
富士さん
読了日:2016/03/30
theぶd
読了日:2016/02/11
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .