CD 輸入盤

Everything Is Cool

Giacomo Gates (ジャコモ・ゲイツ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SCD2146
組み枚数
:
1
レーベル
:
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

マーク ・マーフィー、ボブ ・ドロウに通じる男性ヴォーカルの粋!

1950年コネチカット州、ブリッジポート生まれのシンガー、ジャコモ・ゲイツのSavant第3弾。8歳から16歳まではギターを弾き、父親のかけていたビッグ・バンドのレコードでジャズに出会ったというゲイツですが、労働階級のファミリーに生まれたゲイツは若いころは専ら肉体労働や、夜間の仕事に従事していたとのことです。しかし、だから、でしょうか?その歌の世界には深いブルーズの息遣いと、味わいが滲みます。

Savantの第一弾では、ミュージシャンとして、また詩人としてアイコン的存在であるギル・スコット・ヘロン曲集。第二弾では、マイルス・デイヴィス縁の曲を歌ったライブ作品。どちらもバリトン・ヴォイスで渋い世界観あふれる作品となりましたが、この本作こそ、ゲイツの本領発揮の作品ともいえましょう。というのも、ここで歌うのはゲイツ自身が好むオーセンティックなヴォーカリーズを得意とするシンガーたちへのトリビュート作品なのです!

47年バブス・ゴンザレスによって録音されたオープニング・トラックから、甘くシルキー、そしてスウィンギーな歌はあまりに魅力的。ナット・キングコールに捧げたスロウ・バラードも、ジジ・グライスの曲にジョン・ヘンドリックスが詩を付けたM4のような曲でのベティ・カーター、アール・コールマンに捧げたスウィンギーな楽曲も、また一方、クインシー・ジョーンズのアレンジでオスカー・ブラウン・Jr.が歌ったようなソフィスティケイトされたソウルなナンバーも、どんな曲も正に古き良きジャズの薫りが漂います。一方、ジャズの伝統に根ざす曲の中で、エルヴィス・コステロを、いい塩梅のムーディに歌うのも雰囲気抜群。言わずと知れた<テイク・ファイブ>と渋いコントラストをみせてくれます。以前より、ゲイツのバックをつとめるジョン・ディ・マルティーノのピアノ、グラント・スチュワートの渋いサックスも名わき役をつとめています。マーク・マーフィー、ボブ・ドロウ、カート・エリングらの世界に通じる男性ヴォーカルの粋と味わい。ラストをヴォーカリーズ満載のモンクの曲で占める所もカッコよすぎです!

Giacomo Gates (vo)
Grant Stewart (sax)
John di Martino (p)
Tony Lombardozzi (g)
Ed Howard (b)
Willard Dyson (ds)

収録曲   

  • 01. Everything Is Cool 3:14
  • 02. If I Were You, Baby, I'd Love Me 5:40
  • 03. When Lovers They Lose 5:17
  • 04. Social Call 4:19
  • 05. Hazel's Hips 3:17
  • 06. Almost Blue 2:53
  • 07. Take Five 4:31
  • 08. Who Threw the Glue
  • 09. Here Today and Gone Tomorrow 5:10
  • 10. Please Don't Bug Me 3:26
  • 11. All Alone 2:58
  • 12. Well You Needn't (It's Over Now)

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