DVD 輸入盤

交響曲全集 パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団(9DVD)

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
732908
組み枚数
:
9
レーベル
:
:
Europe
画面サイズ
:
ワイドスクリーン
:
カラー
フォーマット
:
DVD
その他
:
輸入盤

商品説明


マーラー:交響曲全集
パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団


「C-major」レーベルより発売されていた、パーヴォ・ヤルヴィ&フランクフルト放送交響楽団によるマーラー・チクルスがボックス化。
 このシリーズは「ラインガウ音楽祭」でのライヴ収録。この音楽祭は、1988年からドイツ・ヘッセン州ヴィースバーデンのライン河畔の小さな街ラインガウで毎夏行われています。音楽ホールや修道院、教会といった街中の施設を使って合計140の公演が開かれ、最近ではフランクフルトやヴィースバーデン、リューデスハイムといったライン川流域の都市をまたいで開催されています。
 パーヴォ・ヤルヴィは今や最も忙しい指揮者であり、現在パリ管弦楽団音楽監督、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団芸術監督、そしてフランクフルト放送交響楽団音楽監督を務めるほか、2015/16シーズンよりNHK交響楽団の首席指揮者に就任し、N響とどのような音楽を作り上げていくか、一層注目されています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
マーラー:交響曲全集(9DVD)


● 交響曲第1番ニ長調『巨人』
 収録:2012年 ヴィースバーデン、クアハウス

● 交響曲第2番ハ短調『復活』
 カミラ・ティリング(ソプラノ)、リリ・パーシキヴィ(アルト)
 バイエルン放送合唱団、北ドイツ放送合唱団
 収録:2010年6月 クロスター・エーベルバッハ修道院

● 交響曲第3番ニ短調
 ヴァルトラウト・マイアー(メゾ・ソプラノ)
 ライプツィヒMDR放送合唱団、リンブルク大聖堂合唱隊
 収録:2007年6月23,24日 クロスター・エーベルバッハ修道院

● 交響曲第4番ト長調
 ゲニア・キューマイアー(ソプラノ)
 収録:2008年6月28,29日 クロスター・エーベルバッハ修道院

● 交響曲第5番嬰ハ短調
 収録:2011年6月26,27日 クロスター・エーベルバッハ修道院

● 交響曲第6番イ短調『悲劇的』
 収録:2013年6月30日 クロスター・エーベルバッハ修道院

● 交響曲第7番ホ短調『夜の歌』
 収録:2013年6月 クロスター・エーベルバッハ修道院

● 交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』
 エリン・ウォール(ソプラノ)、アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)
 アンナ・ルチア・リヒター(ソプラノ)、アリス・コッテ(メゾ・ソプラノ)
 シャルロッテ・ヘレカント(メゾ・ソプラノ)、ニコライ・シューコフ(テノール)
 ミヒャエル・ナジ(バリトン)、アイン・アンガー(バス)
 ヨーロッパ合唱アカデミー、チェコ・フィルハーモニー合唱団、リンブルク大聖堂児童聖歌隊
 収録:2009年6月 クロスター・エーベルバッハ修道院

● 交響曲第9番ニ長調
 収録:2009年6月27日 クロスター・エーベルバッハ修道院

● 交響曲第10番〜第1楽章『アダージョ』
 収録:2008年6月28日 クロスター・エーベルバッハ修道院

 フランクフルト放送交響楽団
 パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)

 ラインガウ音楽祭でのライヴ収録

● 特典映像:パーヴォ・ヤルヴィ、マーラー交響曲について語る(第1番〜第9番について)
 言語:英、字幕:独韓日

 画面:カラー、16:9
 音声:PCMステレオ、DTS 5.1
 本編字幕:独英仏西中韓日
 NTSC
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ユーザーレビュー

総合評価

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2007-13年に映像付きで収録された、1・7番を...

投稿日:2021/03/04 (木)

2007-13年に映像付きで収録された、1・7番を除いてフランクフルト近郊ヴィースバーデン近くにあるエバーバッハ修道院で行われたコンサートの模様。教会のような残響過多になりそうな空間でよくぞ巨大編成オーケストラとコーラスの過剰な音響をクリアに捉えたものだ。演奏は好みが分かれそうで、序盤はさらさらと美しく流しておいて終わりに向けて盛り上げていく傾向がある。10番第1楽章は入っている一方「大地の歌」が入っていないのに「全集」というのはどうか。それと関係あるのか宗教色の強そうな8番が特にあっさりしていて、人によって空疎に響くかもしれない。第二部の荒涼とした雰囲気はテンシュテットの胸を掻きむしりたくなる焦燥感を与えるような演奏にはほど遠く「ひとごと」のように突き放した表現に終始する。終結部に向けてエネルギーを蓄えて盛り上げていく手法は納得できるし爆発もすさまじく、音響的には大満足である。前後するが7番は全編を通して不思議な美しさに満たされて美しさに説得力がある。クレンペラーのとんでもなく引き延ばされたテンポから立ち現れる、9番で描かれる天国とは逆のあの世感は全くない。6番は2楽章スケルツォ、3楽章アンダンテ・モデラートの順で保守的である。7番同様美しさを強調して感動的で、荒々しさを求める向きには少々物足りないかも知れない。1〜5番はCDでも生演奏でも耳にする機会も多い曲で常識の範囲に収まっている。5番の第4楽章や4番の第3楽章は大きな幸福感に包まれる。やはり後半に重点を置くものの終わった途端に力尽きる感じはなく、1、2番でさえ幸せな気持ちに満たされる。3番は希有な名演だと思う。何度でも聴きたい。9番も前半はとばし終楽章を感動的に仕上げるスタイル。10番は1楽章だけだからかひたすら美しく、マーラー全体の終楽章という位置づけなのかも知れない。マーラーは聴いてみたいけどどれもこれも長くて音が大きくてとっつきにくいし誰の演奏を聴いていいかわからない、という人には前半が疲れないし映像の助けもあるのでよい選択ではないだろうか。特に歌のある2〜4、8番は字幕を日本語にできて便利。

らぷとる さん | 東京都 | 不明

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最近ベルリン・フィルのデジタルコンサート...

投稿日:2016/02/09 (火)

最近ベルリン・フィルのデジタルコンサートホール(DCH)を始めてからは、マーラー三昧である。さすがにラトルはBPOの底力と相まって「規範」というべき演奏であり、絶品であった。1月29日のフィッシャーの第3番も聞きごたえがあった。ただひとつ、ネルソンスの5番は、コンセルトヘボウ(BDの全集)での1番同様、彼はマーラーを振るべきではないと改めて思った。その他バッハの「マタイ」「ヨハネ」、ラトルのシューマン・ベートーベンなどディスクでしか得られないと思っていたものも見られるので、これではますます寝る暇がなくなる“泥沼入り”だ。 パーヴォがN響に就任し、第1番〜2番ときて次は3番、と思いきや、デュトワが振ると聞いてがっかり。やはり過去第8番を振った因縁か。 パーヴォはN響で、マーラーではなくR,シュトラウスをやる気配はいかがなものか。  それでは仕方なく、とばかり、買う予定のなかったこの全集が、安くなって出たので買ってみた。いつものことながら、これまで1枚ずつ買った人は「ロードショーと三本立ての差だよ」と割り切れるのか。ちなみにシャイーも全集になってから買う予定だ。 各曲については村井氏の解説に詳しいので、ぜひ参考に。 私の感想は、パーヴォ節全開の、歌い踊るスポーティなマーラーで、ベートーベン全集の延長にある。(実はベートーベンはマンネリで好きではないのだが、パーヴォの映像で改めて見直したもの) やや若きバーンスタインを彷彿とさせる面も見え、好き嫌いもはっきりでる。(N響での1・2番では、そこのところが少し影をひそめて、おとなしく模範的なマーラーに聴こえた。) この全集で最もハマったのは7番で、久しぶりに心で拍手した。一方腑に落ちなかったのが4番で、第2・3楽章は「えーなんだこりゃ・・・」。ところが、そのあと4楽章のキューマイヤー(s)は見事に「腑にに落ちた」久々のヒット。あとは6番・8番がすばらしく、9番はいまいち。3番はYouTubeでも見られるもので、模範的だが、マイヤーが特にいい。5番はやや乗りきれない。全体的に演奏・声・合唱すべてレベルが高く、その面ではいうことない。映像と音も模範的。 今のところ1回ずつ聴いただけで、もう一度ゆっくり吟味する必要があるだろう。 ボーナストラックのパーヴォの解説が編集とともに大変よくできていて楽しい。 最後に8番の会場・アルテオーパがエーベルバッハ修道院との記述ミスがある。

masashing さん | 大阪府 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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