オランダを代表する弦楽トリオ
フーイファールツ・トリオによる
グレツキとコルンドルフの作品
オランダを代表する弦楽トリオ、フーイファールツ・トリオによる最新録音はグレツキとコルンドルフの作品を収録しました。ポーランドの作曲家ヘンリク・グレツキは、カトヴェツェ高等音楽学校でシマノフスキの弟子ブルスラフ・サベルスキに学んだのち、パリでメシアンに師事しました。1962年に作曲された『ジェネシス第1番』は音列技法を中心とした新しい響きを追求した刺激的な作品です。一方、コルンドルフは1965年より1970年までモスクワ音楽院で学んだ作曲家で、ここに収録されたシュニトケを讃えて作曲された弦楽三重奏をはじめ、数多くの作品があります。指揮者のアレクサンドル・ラザレフはコルンドルフの作品を高く評価し、録音も数多くしております。
フーイファールツ・トリオは1997年に結成、20〜21世紀のレパートリーに注力しています。フーイファールツとは、1923年から1993年に生きたオランダの作曲家で、ヨーロッパの音楽シーンの転換点に重要な位置にいたカレル・フーイファールツの名からきています。(キングインターナショナル)
【収録情報】
● グレツキ:ジェネシス第1番 Op.19-1
● コルンドルフ:『アルフレート・シュニトケを讃えて』〜弦楽三重奏のための (1986)
フーイファールツ・トリオ
録音時期:2013年4月9-11日、2015年7月
録音場所:ドイツ、マルククレーベルク、リンデンザール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)