CD

ピアノ協奏曲第1番、4つのバラード ポール・ルイス、ハーディング&スウェーデン放送響(日本語解説付)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC5622
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


ポール・ルイス&ダニエル・ハーディング
ブラームスのピアノ協奏曲第1番
ルイスが若きブラームスの傑作を描く!


アルフレート・ブレンデルの薫陶を受けるイギリスの名手ポール・ルイスは、ヨーロッパでひっぱりだこの人気ピアニスト。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集、ピアノ協奏曲全集やシューベルトのピアノ・ソナタ集などハルモニアムンディからリリースされている数々の録音はいずれも高い評価を受けています。日本にも度々来日し、2015年12月に行った「ベートーヴェンの後期3大ソナタ」公演は、音楽の本質を射抜いたかのような演奏を聴かせてくれました。
 このアルバムは、ダニエル・ハーディングとスウェーデン放送交響楽団との「ブラームス:ピアノ協奏曲第1番」とルイスのソロで「4つのバラード」が収録されています。ピアノ協奏曲第1番は2014年、新日本フィルとハーディングが行った「ブラームス・プロジェクト」の一貫でポール・ルイスがゲストとして参加した際に演奏された曲目。その際もハーディングがルイスとの共演を熱望したということで、完成度の高い演奏を披露しました。
 ピアノ協奏曲第1番はブラームス初期の傑作で、恩人シューマンの不幸とクララへの憧れが入り混じった意欲的な作品。第1楽章はブラームスらしい重厚なシンフォニックな響き、弦楽器とファゴットの穏やかな旋律で開始される第2楽章には、シューマンへの追悼そしてクララへの思いを示したラテン語の祈祷文が書かれています。力強いピアノの主題からはじまる第3楽章は疾走感がありピアノが華やかに躍動します。ルイスのピアノは端正で味わい深く、第2楽章では幻想的に静かに語りかけるように、第3楽章では生き生きと爽快にダイナミックに聴かせてくれます。ハーディングの絶妙な指揮も聴きどころで、ピアノの音を引き立てつつ、重厚に音を響かせ、ときにはピアノと共に繊細な音を作り出し、特に木管陣の美しさ上手さに魅了されます。
 そしてブラームスの初期のピアノ・ソロの中でも人気の高い「4つのバラード」。若々しいブラームスの抒情溢れる名作。ルイスは若きブラームスの音楽からにじみ出る「孤独」を、透明感あるピアノの音色で描き出しています。(キングインターナショナル)


【収録情報】
● ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 op.15


 ポール・ルイス(ピアノ)
 スウェーデン放送交響楽団
 ダニエル・ハーディング(指揮)

 録音時期:2014年5月
 録音場所:ストックホルム、ベルワルドホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

● ブラームス:4つのバラード op.10(第1番ニ短調『エドワード』、第2番ニ長調、第3番ロ短調、第4番ロ長調)

 ポール・ルイス(ピアノ)

 録音時期:2016年1月
 録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

あらゆる感情が錯綜していくブラームスのコンチェルトは表現の多彩さが求められるが、その表現を創り出すためには優れた技巧が必要である。ルイスの演奏は重厚な響きを保ちながら、ニュアンスの変化に富んだ音楽を聴かせてくれる。時折差し込まれる技巧的な部分でもさすがの安定感である。★(進)(CDジャーナル データベースより)

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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