CD 輸入盤(国内盤仕様)

El Viaje

Harold Lopez Nussa (アロルド・ロペス・ヌッサ)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKJ125
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Japan (国内盤仕様)
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

★キューバの注目の才能、アロルド・ロペス・ヌッサのMack Avenue 移籍第一弾が登場です。
★World Village, Jazz Villageからの諸作で着実にステップアップし、来日。チューチョ・バルデスやゴンサロ・ルバルカバといったアーティスト直系のめくるめく超絶技巧と、音楽一家で育ったアーティストらしい、クラシックを基礎とした確かな演奏で、オーディエンスを魅了してきましたが、今作はさらに新しい展開が見えてきました。
★タイトルは『El Viaje』というように、キーワードは“旅”。アロルド自身、ピアノを弾き始めた当初より、音楽を奏でることで想像の旅をするような感覚を大切にしたい、と思っていたと語っていますが、今回の作品には、訪ねた土地からインスパイアされた楽曲を演奏しています。そして、さらに大きな変化はセネガル出身のベーシスト、アリュンヌ・ワッドゥを迎えた点にあります。アリュンヌは、ザヴィヌル・シンジケートの一時代を支えたパコ・セリーのバンドでも活躍し、マーカス・ミラーの『アフロディジア』でもフィーチャーされたアーティスト。アロルドは2010 年代の初頭に出会って以来意気投合し、2 人の双頭リーダー作品を15 年にリリースしていますが、本作はその発展形。自らのルーツであるキューバを核にしながら、アフリカン・ミュージックのエナジーをバンドに取り込むことへの強い興味を抱いたとのことですが、バンド( トリオ) は新しいサウンド、グルーヴ、ヴァイブレーションを生み出す展開に。その成果は、一聴(!?)瞭然、数々の曲から、あふれだします。
★アルバムの中心部をなす5 曲目には、巨匠チューチョ・バルデスの曲をキッチリ据えつつ、作品の色彩は実にカラフル!エ
レベのグルーヴ感と天使のような優しいヴォイスを聴かせるアリュンヌは、あのリチャード・ボナを彷彿とさせますが、このバンドは、かつてジョー・ザヴィヌルがボナやセリーをメンバーに加え、世界の音を取り込んで自らの音に仕立てあげたザヴィヌル・シンジケートの世界を、トリオのフォーマットで表現していく相似形のバンドとも。エレガントなピアノ・ソロとヴォイスから一転、グルーヴ感あふれるリズムにシフトして祝祭的な盛り上がりを見せて行くオープニングを始め、M3 は伝統的なキューバのリズムとアフリカのプリミティヴなサウンドが華麗に交錯し、なおかつジャズ・スタンダードのリフも織り交ぜてしまうというナンバー。かと思えば、メランコリックなムードで、パリの憂愁を描くM4 のようなナンバーあり、旅の喜怒哀楽を描き出すような豊かな情感が織り交ざるタイトル・トラックあり、リスナーを様々な土地に誘います。
★世界を見渡せば、リチャード・ボナは、キューバ・サウンドとの融合を形にした“マンデカン・クバーノ”を結成。その視点で言えば、逆方向のベクトルで融合を目指すのがこのユニット。同キューバが生んだアルフレッド・ロドリゲスも世界各地のアーティストを迎えて音楽で対話する新作を発表しており、その動向は楽しみ。
★今年は、東京ジャズを核にして、来日も。そのツアーで新たな曲が生まれる期待も高まります。

(メーカー・インフォメーションより)

内容詳細

ラテン・ジャズ新世代の一人、アロルド・ロペス・ヌッサのMac Avenue移籍第一弾。新加入のベーシスト、アリュンヌ・ワッドゥのヴォーカルをふんだんにフィーチャーした本作は、複雑なリズムと歌心が絶妙に溶け合った一枚に。トリオ編成の概念を覆す、起伏に富んだアンサンブルに脱帽!(宗)(CDジャーナル データベースより)

その他のバージョン

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収録曲   

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人物・団体紹介

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Harold Lopez Nussa

1983年ハバナ生まれのキューバン・ジャズ・ピアニスト、作曲家でプロデューサー。映画音楽も手掛ける。現在もハバナ在住。伯父が、有名なキューバン・ジャズのピアニスト、エルナン・ロペス・ヌッサである。ティグランやダン・テファーもウィナーとなったモントルー・ジャズ・ピアノ・コンペティション、2005年の優勝者・・・

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