CD 輸入盤

Sym, 4, : Klemperer / Po Schwarzkopf

マーラー(1860-1911)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5670352
組み枚数
:
1
レーベル
:
Emi
:
Europe
フォーマット
:
CD

商品説明

マーラー:交響曲第4番
クレンペラー指揮フィルハーモニア管

1961年ステレオ録音。ワルターと同じくマーラーの弟子だったクレンペラーですが、その方法論は全く対照的と言って良いほど異なるのが面白いところ。
 この4番でもワルターは情緒纏綿とした表情を湛えた美演を聴かせていますが、クレンペラーでは第1楽章は巨大であり、第2楽章はグロテスク、第3楽章では覚醒した美を示す辺り、人間よりは自然へのシンパシーを感じさせるのですが、第4楽章ではシュワルツコップが人工的なまでに雄弁に天上の生活を歌い上げるので、結果として内的なコントラストまで強烈になっているのがポイント。
 組み合わせのルートヴィヒによる歌曲はどれも最高の伴奏が聴ける名演奏です。

収録曲   

クラシック曲目

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  • Gustav Mahler (1860 - 1911)
    Symphony no 4 in G major
    演奏者 :
    Schwarzkopf, Elisabeth (Soprano)
    指揮者 :
    Klemperer, Otto
    楽団  :
    Philharmonia Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Symphony
    • 作曲/編集場所 : 1892-1900, Vienna, Austria
    • 言語 : German
    • 時間 : 54:59
    • 録音場所 : 04/1961, Kingsway Hall, London, England [Studio]
  • Gustav Mahler (1860 - 1911)
    Ruckert Lieder (5): no 3, Ich bin der Welt abhanden gekommen
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Lied / Song
    • 作曲/編集場所 : 1901, Vienna, Austria
    • 言語 : German
    • 時間 : 6:34
    • 録音場所 : 02/1964, Kingsway Hall, London, England [Studio]

総合評価

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昨日、初台でノット=東京交響楽団の同曲を...

投稿日:2021/05/23 (日)

昨日、初台でノット=東京交響楽団の同曲を聴いた。この曲を聴くと最初に聴いた東芝EMIクレンペラー=フィルハーモニア盤と必ず比較してしまう。(緑の2枚組LP、大地の歌とセットで2枚組2000円!)他の指揮者に比べて、クレンペラーのアレグロは遅く、アダージョは速い。それに、第2主題のテンポを落とさないし、クレッシェンドと共にテンポを速めることをしない。(テンポが全く揺れないわけではない、呼吸するように揺れる)この辺りが、演奏時間は他と比べて長くないのにゆっくり感じるのかもしれないし、この演奏が他と比べて物足りないと感じる理由かもしれない。不幸なことに私にはこの演奏が当たり前のマーラーの4番で、不自然にテンポが揺れる他の演奏は満足できない。特に第1楽章。ノットの演奏は楽しめたし感動もしたが、どうしても比較してしまう。テンポを動かす効果はあるが、テンポを動かさない効果もある。

o.k. さん | 東京都 | 不明

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マーラーの交響曲の中で唯一ゆったりとした...

投稿日:2021/03/08 (月)

マーラーの交響曲の中で唯一ゆったりとした気持ちで聞くことができる曲である。4楽章のシュワルツコフの歌唱も見事である。マーラーの入門は復活であると思うが、ある意味まともな交響曲として四番に回帰するのも良いと思う。マーラーの沼にはまらないように。

LFA さん | 千葉県 | 不明

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全曲55分弱は決して遅くないのだが、テンポ...

投稿日:2012/12/13 (木)

全曲55分弱は決して遅くないのだが、テンポの変動の大きいバーンスタイン盤などに比べ、インテンポのクレンペラー盤は聴感上は極めて遅く聴こえる。この遅いテンポでじっくり描かれた薄明に照らし出されたかのような彼岸の世界はクレンペラー盤ならではの美しさだ。夕映えに火照るかのようなシュヴァルツコップの歌唱がクレンペラーの作り出す彼岸の世界に見事に融けこんでいる。録音はこの時期(61年)のEMI録音としては奇跡的にバランス感覚の良い優秀録音で、クレンペラー〜フィルハーモニアの対抗配置がよくわかり、左右に分かれた第一、第二ヴァイオリンのかけあいや中央左手奥に配置されたコントラバスの弾みのある低音が、この曲では極めて効果的に働いている。前出のHQCD盤は我が家のスピーカーでは何故かハイ上がりに聴こえたが、本SACDではハイ上がりのバランスも改善され、当時の優秀録音が最新録音のように瑞々しく蘇った。残念ながらハイブリッドではなくシングルレイヤー仕様なので、SACDプレーヤーをお持ちでない方は、この後発売されるであろうDSDリマスター盤のCDを待たれた方がよいかもしれない。

Mickey さん | 埼玉県 | 不明

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人物・団体紹介

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マーラー(1860-1911)

1860年:オーストリア領ボヘミア、イーグラウ近郊のカリシュト村で、グスタフ・マーラー誕生。 1875年:ウィーン楽友協会音楽院に入学。 1877年:ウィーン大学にてアントン・ブルックナーの対位法の講義を受講。 1883年:カッセル王立劇場の副指揮者に就任。 1885年:『さすらう若人の歌』を完成。プラハのドイツ劇場の

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