シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

管弦楽作品集 マゼール&バイエルン放送響(4CD)

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
63265
組み枚数
:
4
レーベル
:
RCA
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

1995〜98年のデジタル録音。マゼール&バイエルン放送交響楽団がおこなったR.シュトラウスの交響詩録音4CDをまとめたセットで、マゼールのバイエルン放送響首席指揮者時代を代表する優れた演奏を良い音で聴くことができます。
 『ツァラトゥストラ』での重厚な正攻法、『英雄の生涯』での濃厚をきわめた語り口、『ドン・ファン』での抜群の切れ味、『ティル』での豊かな表情付け、そして、それらの集大成ともいうべき『アルプス交響曲』の驚異的な完成度など、マゼールのマニエリスティックともいうべき凝ったアプローチの美点が、作品と抜群の相性の良さを見せています。
 バイエルン放送響の巧さも特筆もの。いかにもドイツのオケらしい重量級のサウンドと高精度の合奏能力との共存はそれだけでも十分に魅力的ですが、そのうえソロ楽器までが無類の名人芸を随所で聴かせてくれるのですからたまりません。『バラの騎士』組曲の冒頭のホルン群の響きなど実に見事です。
 録音も、比較的新しいものだけに最上級のものがそろっており、アトラクティヴなサウンドの快楽と綿密な細部検証という相反する要求を十全に満たす高度なもの。『アルプス交響曲』の「嵐」の場面ではウィンド・マシーンとオルガンに加えて“雷鳴”までがインサートされていますが(トラック19の2分44秒付近)、これがまた効果絶大です。

DISC-1
・交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』op.30
・楽劇『薔薇の騎士』組曲 op.59
・交響詩『ドン・ファン』op.20
DISC-2
・家庭交響曲 op.53
・交響詩『死と変容』op.24
DISC-3
・交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』op.28
・交響詩『英雄の生涯』op.40
DISC-4
・アルプス交響曲 op.64
・交響詩『マクベス』op.23
 バイエルン放送交響楽団
 ロリン・マゼール(指揮)
 録音:1995-98年

収録曲   

クラシック曲目

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  • Richard Strauss (1864 - 1949)
    Also sprach Zarathustra, Op. 30
    演奏者 :

    指揮者 :
    Maazel, Lorin
    楽団  :
    Bavarian Radio Symphony Orchestra
    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Tone Poem
    • 作曲/編集場所 : 1895-1896, Germany
    • 言語 :
    • 時間 : 34:36
    • 録音場所 : 02/1995, Hercules Hall, Munich, Germany [Studio]
  • Richard Strauss (1864 - 1949)
    Don Juan, Op. 20
    演奏者 :

    指揮者 :

    楽団  :

    • 時代 : Romantic
    • 形式 : Tone Poem
    • 作曲/編集場所 : 1888-1889, Germany
    • 言語 :
    • 時間 : 17:33
    • 録音場所 : 02/1995, Hercules Hall, Munich, Germany [Studio]

総合評価

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超優秀オーケストラを武器にして、曲者指揮...

投稿日:2011/12/25 (日)

超優秀オーケストラを武器にして、曲者指揮者が、これまた一筋縄ではいかぬ作曲家の作品を録音。もちろん、実に高い水準の出来栄えです。複雑な管弦楽書法を完全に手のうちに入れ、どの曲もすべて見事な再現をなしております。さあ、ところが、どうにもシュトラウスを聴く「喜び」とでもいうべき「感覚」が得られません。「ツァラトゥストラ」はマゼールの3回目の録音かな、さして特徴のない(やる気のない?)調子で、かえってこの曲がいかに「ツマラナイ」かが露見した感じ。これも再録音の「家庭交響曲」もなんだかチンタラしていて閃きに乏しい。「英雄の生涯」もどこか重みに欠ける。「アルプス」はいいですけど、これも開放感がない。という感じで、大曲がどれもいま一つ充実感がありませんでした。なぜなのかなあ。高水準なるが故に、かえって「表現意欲」の有無がはっきり出ちゃったのかなあ〜。ま、聴く人が聴けば、この演奏の有する「凄み」がわかるのかもしれません。私にはその器量がありませんでした。録音は、弦楽器がいささかスリムに聴こえ、また、ちょっと腰の高い音像ですけれど、基本、新しいだけに優秀です。

ほんず内閣総理大臣 さん | 北海道 | 不明

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とにかく録音が良くない。C・ディヴィスと...

投稿日:2010/03/22 (月)

とにかく録音が良くない。C・ディヴィスと同じ会場(ヘルクレスザール) なのに、おとなしく聞こえます。マゼールはガンガン鳴らしたかもしれませんが、マイクが捉えてません。深みもありません。放送局のスタジオで録音した「英雄の生涯」は良い方です。全曲スタジオですれば良かったかも?

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好みの分かれる演奏ですが、場面の描き分け...

投稿日:2010/03/21 (日)

好みの分かれる演奏ですが、場面の描き分けとスコアの隅々まで鳴らすような演奏を得意とするマゼールですから、はまると面白いです。個人的には、アルプスとティルが気に入っています。アルプスの滝の場面など、スコアがそのまま音になった感じです。もっとも、それが必ずしも音楽的とは言えないところが音楽の面白いところでしょう。ドンファンなどは、音楽が流れないので、欲求不満な感じになります。反対にティルは、場面転換が見事で面白いんですけどね。

乱筆不治 さん | 東京都 | 不明

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