CD 輸入盤

ブラームス:交響曲第1番、シューマン:『春』 ヘルマン・アーベントロート&バイエルン国立管弦楽団、ベルリン放送交響楽団(1956,55)

ブラームス(1833-1897)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TALT022
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

奇演中の奇演、ユニークの極み。
アーベントロート一世一代の爆烈演奏「バイエルンとのブラ1」収録!
ターラ・レーベルの名録音をリマスタリングして復刻。


白熱の爆演を繰り出す指揮者として知られるアーベントロート。その強烈ぶりとは裏腹に(?)、彼は楽団員からの尊敬を一身に集め、地元市民からも非常に愛されたユニークな人物でした。その独自の音楽世界をとくとお楽しみください。音質に定評あるTAHRA盤を基に新リマスタリングを施し、日本語解説も付いた1枚です。
 ブラームスの1番は知る人ぞ知る奇演中の奇演。まるで慣性の法則完全無視、吹き飛ばされそうなテンポ設定! 特に終楽章、誰が予想するよりも速く、誰が予測するよりも遅く、前へ後ろへと引っ張りまわされる驚愕の指揮ぶり。そのほとばしる音楽表現にオケが負けじと喰らい付き、手に汗握る圧巻の演奏を披露! めちゃくちゃ面白いです。
 シューマンも燃え上がる演奏。第2楽章のヴァイオリンの蠱惑的ヴィブラート、素朴に始まったかと思ったら急激に巨大化するフィナーレなど、個性爆発。全編リズミックな力強さに溢れています。(販売元情報)

【収録情報】
1. ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68
2. シューマン:交響曲第1番変ロ長調 Op.38『春』


 バイエルン国立管弦楽団(1)
 ベルリン放送交響楽団(2)
 ヘルマン・アーベントロート(指揮)

 録音時期:1956年1月16日(1)、1955年9月18日(2)
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 国内プレス
 日本語帯・解説付

【ALTUSの「TAHRA復活シリーズ」について】
「TAHRA(ターラ)」はルネ・トレミヌ氏と、その夫人ミリアム・シェルヘン女史が立ち上げたフランスのレーベルです。ミリアム夫人は指揮者ヘルマン・シェルヘンの娘であり、大指揮者たちとの家族ぐるみのつながりも強い人物。1992年に初のCDをリリース、その後も精力的に活動を続けますが、2014年に主宰者トレミヌ氏が惜しくも急逝。レーベルは活動縮小を余儀なくされ、現在多くのタイトルが入手困難の状態にあります。歴史的音源を正規かつオリジナルの形で音盤化することを特徴とし、ヒストリカル・ファンに大いに愛されたレーベルでした。
 そんなTAHRAの残した遺産の素晴らしさを世に問うべく、国内レーベル「ALTUS(アルトゥス)」はミリアム夫人の承認のもと正式に音源のライセンスを受けた上で、新たなリマスタリングを施し発売するターラ復活シリーズを進めています。
 ここに聴ける音は貴重なTAHRAオリジナルに基づくもので、他レーベルの同演奏とは一味もふた味も違う、なまなましい音像がお聴き頂けることと思います。(販売元情報)

内容詳細

ブラームスは1956年、シューマンは1955年のライヴ録音(モノラル)だが、比較的音質は良い。今日的な意味における技術的な精密さには欠けるものの、それを補って余りあるロマン的・即興的表現が無骨な外形の内に備わっている。特にシューマンはファンタスティックな趣が強い。(教)(CDジャーナル データベースより)

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2020年新型コロナ感染症の蔓延により、演奏...

投稿日:2020/03/29 (日)

2020年新型コロナ感染症の蔓延により、演奏会が相次いで中止となっているのは残念であるが、この機会に自宅でCD/レコード鑑賞するのも悪くはない。さてアーベントロートの録音の中でもとりわけ個性的な名演として名高いバイエルン国立管弦楽とのブラ1であるが、以前は、第1楽章、第4楽章での目まぐるしく変転するテンポや、芝居かかった演奏に爆笑モノと思っていたが、こうして落ち着いてじっくり聴いてみると、すごくいい演奏だなぁと思う。それにこれほど目立たないにしても、現代でもパーヴォ・ヤルヴィなど、多少なりともテンポ・ルバートをかけていることだし。なお、音は、TAHRA盤はDisuque Refrain盤に比べてるとかなり落ちる。ノイズ成分を除去しようとしたせいか、DR盤の生々しく、良質の音とは比べるべくもない。減点は演奏ではなくあくまでTAHRA盤の音に対してである。

ドンナー さん | 神奈川県 | 不明

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人物・団体紹介

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ブラームス(1833-1897)

1833年:北ドイツのハンブルクでヨハネス・ブラームス誕生。 1843年:演奏会にピアニストとして出演。作曲家、ピアニストのマルクスゼンに師事。 1852年:ピアノ・ソナタ第2番が完成。 1853年:ピアノ・ソナタ第1番、ピアノ・ソナタ第3番が完成。 1854年:ピアノ三重奏曲第1番、シューマンの主題による変奏曲が完成。

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