Brahms Symphony No.3, Haydn Variations, Beethoven Piano Concerto No.3, etc : Hans Knappertsbusch / Cologne RSO, G.Anda(P)(1962, 1963)(2CD)

ハンス・クナッパーツブッシュ／ケルン・ライヴ1962〜1963年（2CD）

クナッパーツブッシュとゲザ・アンダが共演した1962年のベートーヴェン：ピアノ協奏曲第3番は、これまでにも何種類かのアルバムがリリースされています。当時41歳のゲザ・アンダのニュアンスに富んだピアノ、それに対峙しながらも、確固たる意志を貫く74歳のクナッパーツブッシュの二人により、まさに火花が飛び散るかのような白熱の演奏が繰り広げられます。続くブラームス：交響曲第3番はクナッパーツブッシュの愛奏曲として知られる作品で、悠々としたテンポと、泰然とした表現の中からにじみ出る情感が高く評価されています。コンサートの冒頭に演奏されたウェーバーの『オイリアンテ』序曲も落ち着いた佇まいを見せています。その翌年（1963年）の『ハイドン変奏曲』は、極端に遅いテンポでゆったりと演奏されており、主題だけでなく、各々の変奏の持つ美しさも存分に味わえる名演です。（輸入元情報）

【収録情報】
Disc1
1. ウェーバー：歌劇『オイリアンテ』序曲
2. ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37

Disc2
3. ブラームス：ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a
4. ブラームス：交響曲第3番へ長調 Op.90

　ゲザ・アンダ（ピアノ：2）
　ケルン放送交響楽団
　ハンス・クナッパーツブッシュ（指揮）

　録音時期：1962年5月14日（1,2,4）、1963年5月10日（3）
　録音場所：ケルン、フンクハウス
　録音方式：モノラル（ライヴ）
　ケルン放送協会所蔵の音源より復刻