フライブルク・バロック・オーケストラのコンマスと
メンバー達によるジェミニアーニ!
フライブルク・バロック・オーケストラのコンサートマスターとしておなじみの名手ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツと同オーケストラのメンバーによる、ジェミニアーニの登場。
フランチェスコ・ジェミニアーニは、自身ヴィルトゥオーゾのヴァイオリン奏者でした。「ヴァイオリン奏法論」には、自身で作った28のエクササイズと12の作品が掲載されており、これらの作品は、装飾やメサ・ディヴォーチェ(一定の音を長く引き伸ばしながら徐々にクレッシェンドし、つづいてデクレッシェンドして終わること)など、ジェミニアーニの奏法が反映されています。どの曲も舞曲のスタイルやオペラのアリアを思わせるものなど多様性に富んでおり、楽しめます。
全12曲から成るop.4のソナタからこのディスクで演奏されているソナタ第8番はイタリアの様式、第6番はフランスの様式で書かれた対照的な2曲。ゴルツとメンバーたちのセンスが光ります。(写真© Marco Borggreve)(輸入元情報)
【収録情報】
ジェミニアーニ:
● ヴァイオリン奏法論 op.9(12曲)
即興
No.1 アダージョ [1:40]
No.2 アレグロ [1:49]
No.3 アレグロ ・アッサイ [2:10]
No.4 アレグロ ・アッサイ [2:09]
No.5 アレグロ ・アッサイ [2:34]
No.6 アレグロ ・アッサイ [2:00]
No.7 アンダンテ [2:58]
No.8 アレグロ [1:46]
No.9 アンダンテ・モデラート[2:20]
No.10 アレグロ・モデラート [2:00]
No.11 アレグロ ・アッサイ [2:39]
No.12 アレグロ ・アッサイ [3:12]
● ソナタ第8番ニ短調 op.4-8
● ソナタ第6番ニ長調 op.4-6
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(ヴァイオリン)
アンネカトリン・ベラー(チェロ)
トルステン・ヨハン(チェンバロ)
トーマス・C・ボイセン(テオルボ)
録音時期:2015年9月21-24日
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)