ピアノ・ソナタ第1番、『アンナに II』『陰鬱な夕暮れ』、夕べの歌、他　アダム・ゴルカ、ローレン・エーベルワイン

ウィグモア・ホール・デビューを控えるピアニスト
アダム・ゴルカがシューマンを弾く

1987年テキサス生まれのピアニスト、アダム・ゴルカ。16歳で上海国際ピアノコンクール優勝、2009年には来日公演も行い、ブラームスとベートーヴェンのソナタを収録したファースト・アルバムではその卓越した技巧を披露しました。
　今回のアルバムでは、シューマンのピアノ・ソナタ第1番を中心にしたプログラムで、ソプラノのローレン・エーベルワインによる『アンナに II』と6つの詩とレクィエムから『陰鬱な夕暮れ』を収録するなど、趣向をこらしたプログラム。冒頭に歌われる『アンナに II』は、ピアノ・ソナタ第1番第2楽章でその旋律の引用がみられます。シューマンの内向的な部分を象徴する繊細な音楽です。
　アダム・ゴルカは、2018年にはロンドンのウィグモア・ホールにもデビューすることが決まっており、今後の活躍に注目のピアニストです。（輸入元情報）

【収録情報】
シューマン：
1. アンナに II
2. ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.11
3. 幻想小曲集 Op.12より第1曲『夕べに』
4. 6つの詩とレクィエム Op.90より第6曲『陰鬱な夕暮れ』
5. ピアノ小品集 Op.85より第12曲『夕べの歌』（編曲：アダム・ゴルカ）

　アダム・ゴルカ（ピアノ）
　ローレン・エーベルワイン（ソプラノ：1,4）

　録音時期：2016年10月24-30日
　録音場所：ニューヨーク、アメリカ文芸アカデミー
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）