あのエル=バシャがかくも美しく
乙女チックなピアノ曲を作っていた!
フォルジュルネ音楽祭でもおなじみのアブデル・ラーマン・エル=バシャ。彼は作曲家でもあり、ピアノ曲が多数あります。その自作自演アルバムの登場。
エル=バシャはレバノン人ですが、彼のピアノ曲はアラブ的でも現代的でもなく、ラヴェルやダマーズを思わす近代フランス的で繊細な美しさに満ちています。もちろん『エジプトの歌による変奏曲』や『レバノンの歌』など彼の出自をうかがわせるものもありますが、いずれもほのかなエキゾチシズムで魅力的です。(輸入元情報)
【収録情報】
エル=バシャ:
● 3つの東洋的小品(祭礼舞曲/エジプトの歌による変奏曲/バッカス)
● 子供の世界(子守歌 第2番/童謡/森の小兵隊の夢/クリスマス・ツリーの前で/子供らしさ/思春期)
● 前奏曲と歌(アンダルシア前奏曲/アンダルシアの歌/東洋前奏曲/レバノンの歌/葬送前奏曲/マリー、または子供の死/ロマンス第2番)
● 10のロマンティックな小品(モデラート・カンタービレ/儚いワルツ/シューマンを讃えて/カンツォネッタ/蝶々/メストI/メストII/コラール/デュオ/間奏曲)
● 若者の作品(子守歌 第1番/悲しい歌/砂漠の騎士/愛の歌/前奏曲)
● ショパン/エル=バシャ:ワルツもしくはマズルカ(遺作)
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
録音時期:2017年7月
録音場所:ブリュッセル、フラジェ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)