ザルツブルク音楽祭コンサート・ボックス
ラトル、バレンボイム、ブーレーズ、アーノンクール
さすが世界最高峰の音楽祭! 錚々たる顔ぶれが続々と登場する映像集
ザルツブルク音楽祭で2008年から2013年に行われたコンサート映像を収録したボックスが発売されます。
2013年のザルツブルク音楽祭では、あのベネズエラの「エル・システマ」が特集されました。「エル・システマ」は、音楽を通じて貧困層の子供たちを救う画期的な音楽教育システム。今や世界的指揮者となった若き天才指揮者グスターヴォ・ドゥダメルもエル・システマの教育を受け活躍している一人。この映像は、そのベネズエラから招待された約1200人のメンバーが、サー・サイモン・ラトル指揮のもと世界一の音楽祭で活躍する場面が収録されています。
そして、2007年の音楽祭で大きな話題を呼んだのが、イスラエルとアラブの若者で構成されるウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラの初参加。チャイコフスキーの交響曲第6番『悲愴』をメインとしたプログラムで会場を沸かせました。
2008年の映像からは、ブーレーズ、バレンボイム、ウィーン・フィルの3者の独創的な対話、そしてVPOの抜群の安定感と研ぎ澄まされたブーレーズの知性が、バレンボイムとの新たなドラマを生んだラヴェル、バルトーク、ストラヴィンスキー。
巨匠アーノンクールの80歳を記念したコンサートとなった2009年は、ウィーン・フィルのコンビで生み出される至高の響きを堪能することができます。
そしてザルツブルク祝祭大劇場がちょうど50周年を迎えた2010年には、バレンボイムによる弾き振りのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、ブーレーズのノタシオン、ブルックナーのテ・デウムが演奏され、祝賀雰囲気を演出しました。
2008年以来3年ぶりに巨匠ブーレーズが指揮を務めた2011年。マーラー・アニヴァーサリーということで、カンタータ『嘆きの歌』をメイン・プログラムにおき、ブーレーズが指揮活動の重要な柱としてきたベルクの『ルル組曲』と演奏会用アリア『ワイン』とが取り上げられました。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1(90分、字幕:英独仏西中韓)
『ザルツブルク音楽祭オープニング・コンサート 2008』
1. ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ
2. バルトーク:ピアノ協奏曲第1番
3. ストラヴィンスキー:バレエ音楽『火の鳥』全曲(1910年版)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ:2)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ピエール・ブーレーズ(指揮)
収録時期:2008年7月
収録場所:ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
Disc2(95分、字幕:英独仏西中韓)
『ザルツブルク音楽祭オープニング・コンサート 2009』
1. シューベルト/ヴェーベルン編:6つのドイツ舞曲 D.820
2. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・マズルカ『女心』 Op.166
3. ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ『うわごと』 Op.212
4. ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ・シュネル『ごちゃまぜポルカ』 Op.161
5. シューベルト:交響曲第9番ハ長調 D.944『グレート』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
収録時期:2009年7月26,28日
収録場所:ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
Disc3(85分、字幕:英独仏西中韓日)
『ザルツブルク音楽祭オープニング・コンサート 2010』
1. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
2. ブーレーズ:管弦楽のための『ノタシオン』
3. ブルックナー:テ・デウム
ドロテア・レシュマン(ソプラノ:3)
エリーナ・ガランチャ(メゾ・ソプラノ:3)
クラウス・フロリアン・フォークト(テノール:3)
ルネ・パーペ(バス:3)
ウィーン国立歌劇場合唱団(3)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ダニエル・バレンボイム(指揮、ピアノ:1)
収録時期:2010年7月26日
収録場所:ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
Disc4(95分、字幕:英独仏西中韓)
『ザルツブルク音楽祭オープニング・コンサート 2011』
1. ベルク:『ルル』組曲
2. ベルク:演奏会用アリア『ワイン』
3. マーラー:カンタータ『嘆きの歌』(1898/99改訂版)
アンナ・プロハスカ(ソプラノ:1,2)
ドロテア・レシュマン(ソプラノ:3)
アンナ・ラーション(アルト:3)
ヨハン・ボータ(テノール:3)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ピエール・ブーレーズ(指揮)
収録時期:2011年7月28日
収録場所:ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
Disc5(125分)
『ザルツブルク音楽祭 2007』
1. ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番 Op.72
2. シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 Op.31
3. チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
4. モーツァルト:協奏交響曲変ホ長調 K.297b(特典映像)
ウェスト=イースタン・ディヴァン・オーケストラ
モハメド・サレ(オーボエ:4)
キナーン・アズメ(クラリネット:4)
シャロン・ポリャク(ホルン:4)
モル・ビロン(ファゴット:4)
ダニエル・バレンボイム(指揮)
収録時期:2007年8月13日(1-3)、8月15日(4)
収録場所:ザルツブルク祝祭大劇場(1-3)(ライヴ)
Disc6(146分、字幕: 英独西仏韓中)
『エル・システマ・アット・ザルツブルク・フェスティヴァル』
● ベネズエラ国立児童交響楽団
1. ガーシュウィン:キューバ序曲
2. ヒナステラ:エスタンシア Op.8a*
3. マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』
4. バーンスタイン:マンボ(『ウェスト・サイド・ストーリー』より)
5. ヨハン・シュトラウス:ラデツキー行進曲 Op.228*
ベネズエラ国立児童交響楽団
ヘスース・パラ(指揮:2,5)
サー・サイモン・ラトル(指揮:1,3,4)
収録時期:2013年8月10,11日
収録場所:ザルツブルク、フェルゼンライトシューレ(ライヴ)
● ベネズエラ・ホワイト・ハンド・コーラス
ドキュメンタリー&コンサート:ジョン・ラター、アトス・パルマ、モーツァルト、フランシスコ・セスペデス、アデリス・フレイテス、アストル・ピアソラの作品
ホワイト・ハンド・コーラス
ナイベス・ガルシア、ルイス・チンチージャ(指揮)
収録時期:2013年8月8,9日
収録場所:ザルツブルク、モーツァルテウム(ライヴ)
画面:カラー、16:9、HD
音声:PCMステレオ、DTS-HD Master Audio Surround
Region All
ブルーレイディスク対応機器で再生できます。