CD-R 輸入盤

『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲 カラヤン&バイロイト(1951 モノラル)

ワーグナー(1813-1883)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
8110872
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD-R

商品説明

重厚な音質でよみがえるバイロイト復興を象徴する名演!
ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲(4枚組)
 破滅的な世界大戦が終結して6年の歳月が流れた1951年7月、フルトヴェングラーが指揮する「第9」により、ナチスドイツ時代の呪縛にあえいでいたバイロイト音楽祭が劇的に再開されました。
 フルトヴェングラーに代わって楽劇の指揮を取ったのは、共にバイロイトは初めてとなるカラヤン[マイスタージンガー、リング(CDはラインの黄金とワルキューレ第3幕、ジークフリートのみ)を指揮]とクナッパーツブッシュ[(リング(CDは神々のたそがれのみ)、パルジファル、マイスタージンガーを指揮]です。
 新時代の旗手としてスターへの階段を駆け上りつつあったカラヤンと、音楽を志して以来一貫してワーグナーを熱烈に賛美し、彼の作品上演のために身を捧げてきたクナッパーツブッシュは鮮やかな対照を示します。そして、両者の創り出した音楽は、聖地に巡礼してきた、音に飢えたワグネリアンの胸裏に終生忘れることのない深い感銘を刻印しました。

 今回、NAXOSヒストリカルより、そのカラヤンが『マイスタージンガー』を指揮した名盤が登場します。



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プロデューサー後記(マーク・オバート=ソーン)
この「マイスタージンガー」の古典的名盤は、1951年7、8月にバイロイト音楽祭で演奏された5回の公演と1回のリハーサルに基づいて制作されたものである。
 この録音は最初から磁気テープに収録され、最初は、当時よく見られたように、LP(33CX1021 今回の復刻CDのソース)とSPセットの両方が同時に発売された。
 オリジナルのEMIコロンビア録音は、様々な側面で論議を呼んでいる。異なった演奏の継ぎ合わせがしばしばあからさまに目立ち、時折音ゆれや音量の変動が発生する。声楽は近接録音されており、大声量の楽節では耳障りな傾向がある。
 第三幕の式典開始の場面のような大規模アンサンブルの部分を除けば、この録音では、デッカのエンジニアによって同時に収録されたクナのパルジファルにおけるほどには、バイロイト祝祭劇場の独特のアコースティックな音響特性の雰囲気を伝えていない。
 今回の復刻作業では、オリジナルのLPレコードから聴き取れた暖かさを現出するように努めてみた。高音域の増強よりも、偉大な存在感や瞬間をイメージできるように創造しようと試みた。また、この方法に沿い、正統的なワーグナー・サウンドにふさわしい豊かな低音の響きに留意している。



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ハンス・ザックス : オットー・エーデルマン
ヴァルター・フォン・シュトルツィング : ハンス・ホップ
エヴァ : エリザベート・シュヴァルツコップ
ファイト・ポーグナー : フリードリヒ・ダールベルク
クンツ・フォーゲルゲザング : エーリヒ・マイクート
コンラート・ナハティガル : ハンス・ベルク
ジクストゥス・ベックメッサー : エーリヒ・クンツ
フリッツ・コートナー : ハインリヒ・プランツル
バルタザール・ツォルン : ヨゼフ・ヤンコ
ウルリッヒ・アイスリンガー : カール・ミコライ
アウグスティン・モーザー : ゲアハルト・シュトルツェ
ヘルマン・オルテル : ハインツ・タンドラー
ハンス・シュワルツ : ハインツ・ポルスト
ハンス・フォルツ : アルノルド・ヴァン・ミル
ダーフィト : ゲルハルト・ウンガー
マグダレーネ : イラ・マラニウク
夜警 : ヴェルナー・ファウルハーバ
合唱 : バイロイト祝祭合唱団
合唱指揮 : ヴィルヘルム・ピッツ
管弦楽 : バイロイト祝祭管弦楽団

指揮 : ヘルベルト・フォン・カラヤン

収録 1951年8月、バイロイト祝祭劇場

プロデューサー : ウォルター・レッグ
レコーディング・エンジニア : ロバート・ベケット

第1幕:83.37 第2幕:59.52 第3幕:124.09 トータル:267.38 

ユーザーレビュー

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戦後のバイロイト再開の記念碑的な名演で興...

投稿日:2013/01/18 (金)

戦後のバイロイト再開の記念碑的な名演で興奮が伝わってくる。当時のベスト水準のキャストを擁し、冷静なカラヤンの指揮にもライヴらしい高揚感が漂う。70年代のSKDとのステレオ盤よリ素直な表現だ。できれば、リング全曲の録音が残っていたらと思う。

eroicka さん | 不明 | 不明

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