シューベルト(1797-1828)

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SACD 輸入盤

交響曲第1番、第6番 ルネ・ヤーコプス&ビー・ロック・オーケストラ

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
PTC5186707
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


大注目盤
ヤーコプスが「PENTATONE」レーベル初登場!
故郷ヘントのビー・ロック・オーケストラとの共演で
シューベルトの交響曲第1番&第6番を録音!


SACDハイブリッド盤。ルネ・ヤーコプスが「PENTATONE」レーベル初登場! 母国ベルギー、ヘントのビー・ロック・オーケストラとの共演でシューベルトの交響曲第1番と第6番を録音しました。音楽家としての経験値と鋭い耳、そして深い知識を持つヤーコプスが満を持して指揮をした注目の録音です。
 ベルギー第3の都市ヘント(ゲント)に2005年創設されたオリジナル楽器のビー・ロック・オーケストラ(B’ Rock Orchestra)。実力派により構成されたメンバーが音楽的に互いを刺激し合い、ルネ・ヤーコプス、アイヴァー・ボルトン、アレクサンドル・メルニコフなどの演奏家との共演で名声を高めてきました。変幻自在の音色を奏でることのできる当団がヤーコプスとともに実にカラフルにそして刺激的な演奏を聴かせてくれます。
 シューベルトが習得したハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの先輩作曲家からの影響をはっきりと示しつつもシューベルトの独創性がいたるところにあらわれている交響曲第1番。ヤーコプスはウィーン古典派の流れを受けた冒頭から溌剌としたテンポで明快な演奏を聴かせてくれます。一方、シューベルトが古典的連環形式の第3楽章にスケルツォの名をはじめてつけた交響曲第6番。交響曲作曲家として、精神的内容がまじりけのないシューベルトがあらわれた名曲です。音楽家ヤーコプスの充実ぶりをあらわした名演登場といえましょう。

「幼少の頃、私のお気に入りの作曲家の中で初めてコンサートで歌う機会を与えられたのがシューベルトでした。やがて、母国の都市ヘントにある大聖堂の少年合唱団のメンバーとなりボーイソプラノのソリストとして歌ってきました。その当時、私はディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの歌うシューベルトの歌曲の録音を聴き、ますますシューベルトの虜になりました。私はカウンターテナー歌手としてキャリアをスタートさせ、歌手として、そして指揮者として様々な作曲家の作品を演奏してきましたが、指揮者として私が最も敬愛するシューベルトにかえってきました。」〜ルネ・ヤーコプス〜(輸入元情報)


【収録情報】
シューベルト:
● 交響曲第1番ニ長調 D.82 (1813)
(I. 11:17/ II. 5:45/ III. 4:54/ IV. 5:22 = 27:18)
● 交響曲第6番ハ長調 D.589 (1818)(I. 8:40/ II. 5:45/ III. 6:31/ IV. 9:25 = 30:21)

 ビー・ロック・オーケストラ
 ルネ・ヤーコプス(指揮)

 録音時期:2018年3月
 録音場所:インスブルック会議場内、ザール・インスブルック
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

収録曲   

  • 01. Symphony No. 1 in D Major, D. 82
  • 02. I. Adagio - Allegro vivace 0:11:17
  • 03. II. Andante 0:05:45
  • 04. III. Menuetto: Allegretto 0:04:54
  • 05. Allegro vivace 0:05:22
  • 06. Symphony No. 6 in C Major, D. 589
  • 07. I. Adagio - Allegro 0:08:40
  • 08. II. Andante 0:05:45
  • 09. III. Scherzo: Presto 0:06:31
  • 10. IV. Allegro moderato 0:09:25

ユーザーレビュー

総合評価

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これまでほとんど純粋器楽曲の録音がなかっ...

投稿日:2018/11/24 (土)

これまでほとんど純粋器楽曲の録音がなかったヤーコプス(ハイドンの交響曲第91番/第92番ほかとモーツァルト最後の交響曲4曲しかないはず)。それゆえ、もしこれが交響曲全集に発展するとしたら、画期的なことだ。交響曲第1番は私にとって、どうしても関心が持てない曲だが、第6番ハ長調は大好き。なかなか凝った転調をみせる第1楽章の序奏から早くも指揮は非常にセンシティヴ。指揮者自身による詳しい楽曲解説をライナーノートで読むことができるが、そこでヤーコプスは『皇帝ティトゥスの慈悲』の名高いセストのアリアの一節を引き合いに出していて、こういう曲でも指揮者の発想は声楽的であることが分かる。素朴で爽やかな主部も快調に進むが、最後のストレッタは猛烈に加速する。シューベルトがはじめてスケルツォと名付けた第3楽章主部も前代未聞の速さ。でも確かにプレストとされている楽章だから、これでいいのだと納得できるし、トリオもさほど遅くならない。終楽章は実にユニークな音楽。遅めのテンポ(アレグロ・モデラート)でお気に入りの主題をほとんど展開もせずに延々と繰り返す。シューベルトのピアノ・ソナタにはこういう終楽章があるけど(たとえばニ長調D850のアレグロ・モデラート、ト長調『幻想』D894のアレグレット)、交響曲ではこの一曲だけだ。ただし、最後はアッチェレランドが指示されていて、テンポを上げて終わる。アーノンクールの二種類の録音と比べると、ヤーコプスは最初の基本テンポがずいぶん速く、せわしないが、加速のエキセントリックな効果は良くでている。ヤーコプスとの共演で既にヘンデル『オルランド』の録音があるビー・ロック・オーケストラも実にうまい。ロックンロール的なノリの良さは名前の通り。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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嬉しい ピリオド演奏のシューベルト・シン...

投稿日:2018/11/22 (木)

嬉しい ピリオド演奏のシューベルト・シンフォニーに尽きない魅力を見たのはインマゼール&アニマ・エテルナ以来だ バロックならぬビー・ロックO.がヤーコプスと組んでフレッシュでポップなシューベルトを聴かせた 繊細な音色の魅力からトゥッティの爆発まで自然で伸びやかなソノリティを実現した 心弾み味わいに興じる豊かな時間をもらった シューベルトが第1交響曲を書いたのはコンヴィクトに居た16歳の時だった 明らかに学内で演奏する目的で書かれているが才能の在処は明白だ 第6交響曲は21歳の時に完成している ベートーヴェンを意識した跡が克明に残っている 歌と踊りの音楽の中に突如として雷鳴が鳴り落雷がある AndanteとScherzoに顕著に刻まれている ここまでに同じ街ウィーンに住むベートーヴェンは第8交響曲までを書き終え名声を欲しいままにしていた シューベルトは10年後に同じハ長調の大交響曲を完成するまで交響曲創作では迷走し数え切れないほどの未完・書き掛け作品を残す ”未完成”と呼ばれるロ短調が第3楽章の冒頭までで筆を折ったことを歴史は謎と言ってきた 同じ年ベートーヴェンがあの”第九”を書き始めたことをシューベルトが知らなかったとは思えないのだがどうだろう 余談が過ぎた この美しい演奏をあなたも如何 

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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