Books

あしたのこころだ 小沢昭一的風景を巡る 文春文庫

三田完

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784167911911
ISBN 10 : 4167911914
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan

Content Description

昭和ヒトケタの戦中派。蒲田で育ち、早稲田でオチケンを創設し、新劇役者を志す。不惑を過ぎては放浪藝を探求。俳号変哲の俳人やエッセイストとしても優れ、ラジオのパーソナリティでも長く活躍した“異能の人”小沢昭一。「小沢昭一的こころ」の筋書作家をつとめた著者が向島、亀戸天神など所縁の地を訪ね、足跡をたどる。

目次 : どこか遠くでハーモニカ/ 向島花日和/ 路地にステテコ下諏訪温泉/ キネマの天地に焼鳥の煙/ 梅は咲いたか亀戸天神/ 座談会「小沢昭一さんの正体」(加藤武×矢野誠一×三田完)

【著者紹介】
三田完 : 昭和31(1956)年、埼玉県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、テレビディレクター・プロデューサーとして活躍。平成12(2000)年に「櫻川イワンの恋」で第80回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。19年には『俳風三麗花』が第137回直木賞の候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 浅香山三郎

    TBSラジオ「小沢昭一の小沢昭一的こころ」に作家として携はつた、著者による評伝。藝能の起源を探るべく、各地の放浪藝を調査したり、故郷蒲田を訪ねたりと、番組のプロデューサーであつた坂本氏との二人三脚が続くが、小沢昭一の役者としての力量ゆへか、なかなか彼の核心に踏み込めない。そのありやうもまた、小沢昭一といふ人の魅力として消化しやうといふ姿勢で、それを愉しんでをり、読者もまたその中に入つて遊ぶしかない。加藤武・矢野誠一の両氏と著者による巻末対談も絶妙である。

  • ラム

    小沢昭一と言えばラジオ「小沢昭一的こころ」、今でも三味線のテーマ曲が耳に残る その晩年、ラジオの脚本作家として接した三田が著わした回想 「こころ」の脚本に三田も参画していたのは本書で初めて知る NHKのディレクター時代にラジオの仕事を依頼したのが馴れ初めとか 学生時代からラジオ等を通じて私淑していたとも 冒頭、三田が通夜に向かう場面、回想を挟んで告別式での加藤武の弔辞と出棺の場面は胸に迫る 生前「身体の一部」とも称していた「こころ」の関係者・坂本元プロデューサーと所縁の人、土地を巡り小沢の事績を辿る

  • takao

    ふむ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items