『Dido & Aeneazz』　カレファックス・リード五重奏団、エリック・フロイマンス

トランぺット奏者エリック・フロイマンスも参加！
カレファックス・リード五重奏団のPENTATONE第2弾は
『ディドーとエネアス』をテーマにしたアルバム！

SACDハイブリッド盤。カレファックス・リード五重奏団（カレファックス・リード・クインテット・アムステルダム）のPENTATONEレーベル第2弾『Dido & Aeneazz』が登場。このアルバムはヘンリー・パーセル作曲の歌劇『ディドーとエネアス』を当団のラーフ・ヘッケマが再編成し、さらにトランぺット奏者エリック・フロイマンスがコンセプトに合ったアレンジをしている実に興味深い内容で、ディドーとエネアス（Dido and Aeneas）にジャズ、カリプソ、クレズマーの要素をふんだんに取り入れたという意味を込めた造語『Dido & Aeneazz』というタイトルが付けられました。
　カレファックス・リード五重奏団は「ポップスのメンタリティを備えたアンサンブル」と評され、圧倒的なテクニックから奏でられる見事なアンサンブルで結成時より高い評価を得ており、独MDGレーベルなどから多くのディスクがリリースされています。リード五重奏は18世紀以降の作品が多いため、当団はオリジナル作品以外も積極的に編曲また委嘱をし、レパートリーを広げてきました。また、ジャズ、ポップスも演奏し国際的な音楽シーンから熱烈な支持を受けています。PENATATONEレーベル第1弾『隠された秘宝』では、ジョスカン・デ・プレの『森のニンフ』、コレッリの『ラ・フォリア』、オルガンのために書かれたフランクの『前奏曲、フーガと変奏曲』など、カレファックスの真の実力を示した名演を聴かせてくれました。
　オランダを代表するトランぺット奏者エリック・フロイマンスは2018年の東京JAZZにも出演し多くの観客を魅了したことも記憶に新しいところです。V-Flowレーベルより『Viento Zonda』、『Levanter』、『Act 2』をリリース。ジャズ、クラシック、ワールド･ミュージックの境界線を自由に行き来する変幻自在のトランペットの音色が魅力です。ディジパック仕様。（輸入元情報）

【収録情報】
『Dido & Aeneazz』

● Overture (5:18)
● Peace and I are strangers grown (6:44)
● Fear no danger; Cupid has thrown the dart (1:30)
● A splendid time together (5:53)
● The triumphs of love (3:00)
● Love dance (6:22)
● The witches (3:57)
● Ritornel (5:48)
● The sailors (5:07)
● Horizon (4:50)
● Sailors & witches (9:13)
● Triumphant witches (5:13)
● Crazy witches (6:42)
● Great minds against themselves conspire (0:54)
● Dido's lament (6:21)
● With drooping wings (4:11)

　カレファックス・リード五重奏団
　　オリヴァー・ボエクホールン（オーボエ）
　　イヴァー・ベリックス（クラリネット）
　　ラーフ・ヘッケマ（サクソフォーン）
　　イェルテ・アルトゥイス（バス・クラリネット）
　　アルバン・ウェスリー（バスーン）
　エリック・フロイマンス（トランペット）

　録音時期：2018年6月
　録音場所：オランダ、ハーレム、ルター派教会
　録音方式：ステレオ（PCM HI-RES／セッション）
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND