ヨウン・レイフス幻のオラトリオ『エッダ』第2部をついに世界初録音!
SACDハイブリッド盤。古代北欧歌謡集『エッダ』に基づくヨウン・レイフスのオラトリオ『エッダ』は4部の作品として構想され、彼が大規模な作品を中心に作曲活動を行ったころ、1935年から作曲が始められました。1939年に第1部『天地創造』が完成。1951年に第2部に着手したあと作業が中断、1966年になって最後の4つの楽章を完成させました。第3部『神々のたそがれ』に取り掛かったものの、作曲者が亡くなったため第3部は未完成、第4部『復活』はテクストだけが残されました。
「幻のオラトリオ」とされた作品の第1部『天地創造』は2006年に初演され、史実をあえて無視して使った北欧青銅器時代と同じタイプの青銅ホルンや巨大な打楽器群をともなう大胆なオーケストレーションと、アイスランドのアイデンティティを刻んだ音楽により、アイスランド音楽史の貴重な遺産と呼ばれる作品になりました。
第2部『神々の生涯』は、「オーディン(Odinn)」「オーディンの息子(Synir Odins)」「女神(Asynjur)」「ワルキューレ(Valkyrjur)」「ノルン(Nornir)」「戦士(Einherjar)」の6楽章で構成された作品です。3人の独唱者、混声合唱と管弦楽を要する大規模な音楽に作られていることもあり、作曲者の存命中には演奏されず、2018年、アイスランド著作権協会(STEF)とアイスランド独立100周年記念委員会の資金援助により初演が実現しました。(輸入元情報)
【収録情報】
● レイフス:オラトリオ『エッダ』第2部『神々の生涯』 Op.42
ハンナ・ドウラ・ストゥルルドウッティル(メゾ・ソプラノ)
エルマル・ギルベルトソン(テノール)
クリスティン・シグムンソン(バス)
スコラ・カントゥルム
アイスランド交響楽団
ヘルマン・ボイマー(指揮)
録音時期:2018年4月
録音場所:レイキャヴィーク、ハルパ・コンサートホール
録音方式:ステレオ(DSD)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
【パッケージ:BIS ecopak】
BISレーベルの社主、ロベルト・フォン・バール氏が環境に配慮した『BIS ecopak パッケージ』を採用。こちらのパッケージは、森林認証制度のFSC及びPEFCを取得している素材、また環境に配慮された接着剤や大豆油インク、水性ニスを使用しリサイクル性に優れており、プラスチックは使用しておりません。(輸入元情報)