いや〜、素晴らしい!
前作からだいぶ時間も経ってしまったし、年齢も年齢だし、、、と色々心配したけど、全くの杞憂!
アルバム購入前に「Kick」のプロモ見ていたから、本作はGlam、Punk系になるのかと思いきや、しっかり「Rock」している!
「Songs From The Sparkle Lounge」以降、Queenを連想させる曲をさりげなくアルバムに差し込んでいるが、本作も「All We Need」のサビは、実はBrian Mayも微笑みながら聴いていたりして。。。
中〜後期のZEPのようなミドル・テンポの曲や、Glam的な乗り易く楽しめる曲が多いけど、いつもながらに「泣き」の曲も素晴らしい!
これまではBalladが多かったけど、本作ではJeff Beckの「Scared For The Children」やJimi Hendrixの「Little Wing」を思わせるBluesyな「This Guitar」や、Classic的な広がりを持つ「Goodbye For Good This Time」、Gospel的な荘厳さが展開する「Angels (Can’t Help You Now)」と、Def Leppard の懐の広さが満開!
年齢とともに身体が資本のVocalがきつくなりそうだけど、JoeのVocalは全然衰えないし、何と言っても前作で全員がソロ・パートを披露したように、Def Leppard のコーラスは最強!
Rickの流れるようなリズムラインに乗って、Phil & VivのTwin Guitarもメチャクチャ冴えまくってる!
最近の若いリスナーは、ネットのDown Loadで気に入った曲だけ購入する流れになっているようだけど、これはやっぱり「アルバム」として持って欲しい作品。
前作「Def Leppard」は(何故か出社前に)メチャクチャ聴きまくったけど、本作も一度聴いたら釘付けになること間違いなし!
秀作です。