フィル・スペクターの初期の重要仕事をまとめたコンピだと「BUILDING THE WALL OF SOUND」がありますが、この作品は続編というべき内容です。フィレス以前の仕事の数々がまとめて聴けるのがありがたい限り。「TWIST AND SHOUT」はTOP NOTESによるオリジナルヴァージョン

この素晴らしい選曲と曲数！ ここ数年のスペクターの発売したCDの中で ベストです。日本盤も是非ともお願いします。

universal盤（2006年）とレビューが共通しているようですが、2009年発売のlegacy盤についてコメントします。曲については今更説明の必要は無い最高の評価です。商品の仕様についてこれから購入される方に。1988年にMOONから発売された国内盤と比較すると音質はかなり良いです。最新リマスターとしてはBeatlesと同じくらい取り上げてもいいんじゃないかと、NHKさん！（笑）1988年以降に何度も再発、抱き合わせが出ているようですので、その辺との比較はできませんが、このlegacy盤は63年のライナー＋最新ライナーとスペクターやロネッツ、レコーディング風景の写真も数枚有り、買い直して大正解、大満足でした。1988年盤には無かった裏ジャケも再現。但し、過去の再発時に復刻しているのかな？1988年盤が勝っているのは大滝詠一先生の詳細なライナーでしょう。クリスマス過ぎても聴けるクリスマスアルバムです。