ハイドンよりも古い最も初期の元祖交響曲だそうです。交響曲と言うよりバロックの弦楽のための合奏協奏曲集的な感じで、このアルバムの作品は管楽器は出てきません。雰囲気的にはアルビノーニの協奏曲集作品10を彷彿させるイタリア的なノリの良い心地よい優雅なサウンドのオンパレードで、アルビノーニの協奏曲集が好きな方にはお奨めです。
演奏している、I Giovani Di Nuova Cameristicaというのを検索しても出てこないので、どういった演奏家達かはよく分かりません。しかしながら、録音音質は良く、一時流行していた古めかしい表現力の乏しい学術的な古楽器演奏では無く、表現力豊かなモダン楽器による芸術的な演奏で心地よくストレス無く聴いていられます。