風花帖

葉室麟

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022512208
ISBN 10 : 4022512202
フォーマット
出版社
発行年月
2014年10月
日本
追加情報
:
237p;20

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あん さん

    今回も、胸が熱くなりました。またまた、悲しい終わりでしたが、それでも葉室文学は、心を癒してくれます。ただ、最近似たような展開が多い気がして、ラストがわかってしまうのは、ストーリーが定番化してきているからでしょうか(^^ゞ

  • それいゆ さん

    主人公が抱くかなわぬ恋心に翻弄される葉室さんお得意のパターンでした。ラストの描写があまりにもあっけなくて、もう少し新六や彼を取り巻く吉乃とその主人の菅源太郎の心情を描いてほしかったです。他の方も書かれているように、最近の葉室作品は男女の三角関係を題材にした話が多くて、こんがらがってしまいます。もっと斬新な新境地の作品を願望しています。

  • あすなろ さん

    人としての想いから、自分以外に嫁いでいる人を護る。そんな悲哀の恋物語。想いを互いに寄せながら、各々自ら望まない運命に翻弄されていく。望まない運命に人生を進まされるのは、馬鹿正直者だからなのか?限定された現代とは異なる封建社会という枷が嵌められた中で、現世では結ばれなかった男女の物語。馬鹿正直という言葉が相応しいか否かは個人的にやや疑問だか、葉室氏らしく清冽な男女の想いを時代小説に転写されている。葉室氏の筆力のなせる技であると思うが、これが定食のようにパターン化されないといいが。

  • キムチ27@シンプル さん

    呻吟しつつ読了。作風が合わないというより、これぞ江戸期!という生き方に感情を添えないという私に原因があるのだろう。1815年の史実に基づいた小倉藩の黒白騒動を題材に取っている。九州探題という非常に重要な地を統べる位置にありつつ愚昧に尽きる藩主の上昇気運に引きずられ2分した家臣達が辿る運命が辛い。主人公新六は最たるもの、武術の達人であるが故に翻弄される。想い人の生き方は今なら如何様にもそしりを受けよう・・だがこの時代よくあった思考経路ではなかったろうか。それにイラつくのも時を経て現代に読む時代小説の醍醐味か

  • starbro さん

    いつもながら葉室麟の世界は良い意味で渋いです!今回はハードボイルドの匂いも感じられます。私は新六の生き方はカッコいいと思いますが、女性読者はどう感じるのでしょうか?

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人物・団体紹介

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葉室麟

1951年北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年『乾山晩愁』で第29回歴史文学賞を受賞し作家デビュー。2007年『銀漢の賦』で第14回松本清張賞、2012年『蜩ノ記』で第146回直木賞、2016年『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で第20回司馬遼太郎賞を受賞。2017年12

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