ワレンバーグ ナチスの大虐殺から10万人のユダヤ人を救った、スウ 伝記世界を変えた人々

マイケル・ニコルソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784035420606
ISBN 10 : 4035420603
フォーマット
出版社
発行年月
1991年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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22cm,195p

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読書メーターレビュー

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  • Nobuko Hashimoto さん

    1944年、中立国スウェーデンの外交官としてハンガリーに赴任し、10万人のユダヤ人を救出した人物の伝記。ワレンバーグは名家の出身で、アメリカに留学し、数か国語を操る青年だったが、職業外交官ではなかった。ようやくユダヤ人救出に動きだしたアメリカの戦時難民委員会の活動を欧州で展開するための要員であった。だからこそ思いつく大胆な作戦で多くの人々を救う。ところがソ連によるハンガリーの解放直後、今後の交渉のためソ連軍司令部に赴いたまま失踪する。いまもって失踪後の足取りがはっきりしないということに衝撃を受ける。

  • s さん

    小学生初読。この伝記シリーズはどれを読んでもすべてが勉強になる人ばっかりでした、ワレンバーグ氏の活躍を読んだ時にものすごいショックを受けました。今でもその衝撃を忘れることができません。伝記ってすばらしいものだと再確認できる本です。みなさんに読んで頂きたい一冊。

  • mikoyan358 さん

    数少ない心から尊敬できる人物の一人である(が、日本では殆ど知られていない)ラウル・ワレンバーグの伝記を改めてちゃんと読む。ユダヤ人を救うという目標を最短距離で達成するため、たとえその経路に「自らの生命の危険」があっても臆することなく単身で乗り込み結果を出す...平和なスウェーデンでいくらでも裕福な生活ができた筈の彼を駆り立てた使命感そして実直な人の心が、児童向けの伝記でありながらも強烈に伝わってくる。彼を亡き者にしてしまったソ連、黙殺した諸外国に代わり、彼の勇気ある善行が1人でも多く語り継がれる事を望む。

  • のん@絵本童話専門 さん

    シンドラー、杉浦千畝同様、命を賭してユダヤ人を救ったワレンバーグの伝記。スウェーデン出身の外交官として、ユダヤ人を救う密命を受けハンガリーへ。スウェーデンのパスポートを大量発行し、賄賂などお金の力や脅しも使って、アイヒマン率いるナチスに対峙。しかしアメリカがバックにいることが判明したからか、ブダペスト解放後すぐソ連に捕えられ、そのまま生死不明の状態のまま。英雄がこのような最期を迎えたことが、なんとも悔しく悲しい。

  • えすてい さん

    日本ではその名をほとんど知られていないラウル・グスタフ・ワレンバーク。1944年のブダペストで嵐のような日々の中、10万人のユダヤ人を救出した。しかし、その直後にソ連の手による悲劇が待ち受けているとはつゆ知らずに。ホロコーストからの救出において、「救う側」の人物であったシンドラーも杉原千畝もワレンバーグも、どうして戦後は不遇・悲劇が待ち受けていたのだろう。それほど、ホロコーストは当事者以外にとっては「遠い世界」の「悲劇譚」「お涙物語」と「無関心」で覆いつくされるのだろうか。決して忘れてはならないのに。

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