セルマ・オッティリアーナ・ロヴィサ・ラー

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ニルスのふしぎな旅 1 偕成社文庫

セルマ・オッティリアーナ・ロヴィサ・ラー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784036510306
ISBN 10 : 4036510304
フォーマット
出版社
発行年月
1982年12月
日本
追加情報
:
19cm,299p

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読書メーターレビュー

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  • 夜間飛行 さん

    牛の耳に蜂を入れるなんて! ニルスは動物を苛める14才の悪ガキ。妖精トムテを騙して小さな軀にされてしまう。そして雄ガチョウのモルテンが雁の群れといっしょに飛び立った際、弾みで背中に乗ったまま旅をすることになる。雁はいずれ北方へ渡るが、モルテンは意地になってついて行く。鳥たちと旅するニルスは魚を丸囓りしたり、氷の上に寝たり…と決して楽じゃない。命の危険も一杯だが、動物と喋り、或る時は教えられ、或る時は勇敢に彼らを助けることで成長していく。必死に生きるニルスと動物たちを見ていると、人と動物は対等なんだと思う。

  • mae.dat さん

    ノーベル文学賞を読んでみようのコーナー。 と、言っても堅苦しいのはちょっと。と、思ったり。 でね、考えてみればあるじゃん。と。児童文学でありながらノーベル賞作家の作品。という訳でね本書読んでみた。どうせなら、完全訳の本書を。と。4巻にも及ぶのね。結構なボリュームでした。 挿絵も原書からと言うのは嬉しいね( ¨̮ )。

  • 翔亀 さん

    【1/4】ローレンツは、本書から、はかり知れぬ影響を受けた、という。ガンの「ヴィヴィヴィヴィ」という声を、「私はここよ、あなたはどこ?」と見事に訳した、と天才的ひらめきを称賛する。スウェーデンのノーベル文学賞作家により、子どもに自国の地理と歴史を知ってもらうために書かれた本書は(1907)、しかし単なる教育書とは一線を画しているようだ。小人にさせられたニルスがガンに乗って同国を旅するのだが、教訓的な部分は少しあるにせよ、説話が埋め込まれたり、何より、鳥を始めとした擬人化でない生き物視点なのだ(全四巻)。

  • Die-Go さん

    図書館本。子どもの頃に見たアニメの原作。なんとなくの記憶しかないが、イントロダクションは記憶通りだった。横暴な少年ニルスが、トムテ(小人)にいたずらを仕掛けて逆に魔法を喰らってしまい、小人にされてしまう。そして、ガチョウのモルテンと共に誘われるがままにガンの群れに仲間入りし、旅をする。その成長譚。★★★★☆

  • ワッピー さん

    回数不明読。小作農の息子ニルスは怠け者で動物をいじめる悪童。春先の日曜日に教会に行かず、家の精トムテに無礼を働いて小人に変えられ、ガンのアッカの群を追って飛び立ってしまった家のガチョウ・モルテンとともに旅に出ることに。第1巻では動物とともに生きることになったニルスの改心、そしてスウェーデン南部の地理・歴史が語られます。自己肯定感も低く、人に心を許せず、それまでの行状から動物たちに忌み嫌われていたニルスが動物たちの役に立つことで次第に認められ、ついには助けを求められる存在に成長していく姿にいつもながら感涙。

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