完全版 広重の富士 集英社新書ヴィジュアル版

安藤広重

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087205749
ISBN 10 : 4087205746
フォーマット
発行年月
2011年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,267p

内容詳細

北斎の鋭さとは異なり、たおやかで微笑むような優しい富士。そんな広重の富士、「富士三十六景」「不二三十六景」「富士見百図」を完全収録。各作品が伝える江戸の習俗を紹介しながら、広重の富士の謎と魅力に迫る。

【著者紹介】
赤坂治績著 : 1944年山梨県生まれ。江戸文化研究家、演劇評論家。劇団前進座、「演劇界」編集部を経て独立。歌舞伎、浮世絵をはじめ江戸文化を中心とした著述を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 雨巫女。 さん

    浮世絵に興味持ったのは、永谷園のお茶漬けについていたカードがきっかけでした。広重の「東海道五拾三次」と北斎の「富嶽三十六景」を集めてました。同じカードがでると落ち込んでました。この本は、新書版ですが、絵もきれいで、かなり充実した内容でした。

  • イッセイ さん

    北斎にかまけて、広重を疎かにしてた。絵の構図は現代でも活かせるところがある。広重に限らず、先人を真似、咀嚼し、乗り越えてゆくのは、いつの時代でも忘れてはいけない姿勢だ(B)

  • チョイローモンゴル さん

    浮世絵写真がかなり多いのでバラバラ見るだけでも結構いい。北斎亡き後の富士登山ブームの時に広重に富士三十六景の依頼が版元から入る構図は今の出版の世界と変わらないような印象。当時の浮世絵の価格設定がうどんや蕎麦よりちょっと高い程度でや肉筆画より版画中心で制作に多くの人が関わる事。流行の影響が大きい事などを考えると現代のマンガの世界のイメージに近い。

  • みつひめ さん

    広重の絵がたくさんカラーで収録されているので、購入。本題からちょっと外れたところで「え?」と思うところがいくつかあった。北斎は職人を画面に登場させ、広重は芸能者を、という指摘は面白いなと思った。

  • love_child_kyoto さん

    図が多く、文章も面白い。

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