荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 集英社新書

荒木飛呂彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087205954
ISBN 10 : 4087205959
フォーマット
出版社
発行年月
2011年06月
日本
追加情報
:
18cm,237p

内容詳細

『ジョジョ』の原点はホラー映画にあった!

『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦が、自身の創作との関係を語りながら独自のホラー映画論を展開。描き下ろしイラスト多数!
著者がこよなく愛するホラー作品の数々は、「ジョジョの奇妙な冒険」など本人の作品にも大きな影響を与えている。自身の創作との関係も交えながら、作家、絵描きの視点から作品を分析し、独自のホラー映画論を展開する。

【著者紹介】
荒木飛呂彦
1960年生まれ。宮城県出身。仙台デザイン専門学校卒業。80年「武装ポーカー」で『少年ジャンプ』デビュー。作品に「ジョジョの奇妙な冒険」「魔少年ビーティー」など。

【著者紹介】
荒木飛呂彦 : 1960年6月7日生まれ、宮城県仙台市出身。東北学院榴ヶ岡高等学校卒業後、仙台デザイン専門学校卒業。80年に『武装ポーカー』で「少年ジャンプ」デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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代表作であるジョジョのシリーズの作品の根...

投稿日:2021/04/15 (木)

代表作であるジョジョのシリーズの作品の根底にもホラー映画からの影響を深く感じる。 余談だが、ドラマ傷だらけの天使の作中に女性の手首に話ながら食事をするホス トが登場するが恐らく吉良吉影のモデルだと思われる。

yasu さん | 富山県 | 不明

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ジョジョファンならば荒木先生の好きなもの...

投稿日:2021/02/27 (土)

ジョジョファンならば荒木先生の好きなものは好き!ということで本書も読むことを強くオススメします。荒木先生のホラー映画の造形の深さ、そしてそれを作品に生かそうとする探求心グレイトですよ!こいつは!!

みっちゃん さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 海猫 さん

    面白い漫画を書く漫画家は論評を書いても面白い、とは限らないがこの本に関しては実に充実した内容。荒木飛呂彦の作品を読んだことのない人でも単体のホラー映画入門書として読めると思う。映画の内容や解説が実に巧みでいろんな作品が見たくなる。特に私はゾンビ映画をあまり見ていないので第一章のゾンビ映画に関する考察はたいへん参考になった。

  • 中玉ケビン砂糖 さん

    、『バオー来訪者』やいくつかの短篇『死刑執行中脱獄進行中』(だっけ?)でなんとなく感づいたが、この本を読んで、著者が優れたホラー映画評論家であることは間違いない、と確信した、アレクサンドル・アジャというゲテモノ監督を偏愛している様子や、「田舎に行ったら襲われたシリーズ」など、ホラー映画あるあるを見事にカテゴライズしてくれていて面白い、低予算でつくられた一発映画も丹念に拾い上げてくれているところに好感が持てる

  • ムッネニーク さん

    84冊目『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』(荒木飛呂彦 著、2011年6月、集英社) 『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家、荒木飛呂彦によるホラー映画論。約100本のホラー映画が紹介されており、そのインプット量の多さにまず驚かされる。 ホラー映画を10のジャンルに分類し、ひとつひとつを自身の鑑賞体験を踏まえながら分析する。その読み解きはどれも的確で得心がいく。やはり一流漫画家の物を見るは凄い。 〈そして本当にすぐれた作品は何よりもーーこれが大事な要素なのですけれどもーー「癒される」のです〉

  • 財布にジャック さん

    ちょっと前まではホラーは苦手でした。というよりも、苦手だと思い込んでいました。でも、最近少しずつ小説もホラーが読めるようになり、この調子で怖い映画も頑張って観てみようかなと思い始めていたところでした。このタイミングで大好きな荒木先生のホラー映画論が読めるなんて凄くラッキーです!100作品中18作品しか観たことがないのですが、残りの82作品を、着々と借りてみようかと思わせるような興味深い内容でした。荒木先生の漫画に影響を与えた映画も数々紹介されていて、荒木先生ファンとしてはかなり得した気分です。

  • 眠る山猫屋 さん

    映画『プレシャス』をホラーとして観るという冒頭から熱い。ホラー映画の定義を荒木先生の観点から語り、偏愛ぶりを見せてくれる。ちなみにプレシャスの主演女優さんはAHS(アメリカンホラーストーリー)にて魔女の一人として活躍。 広く偏見無く、恐怖を掻き立てる映像作品を語り、斬る。今現在なら、荒木先生はどんな作品を語ってくれるのだろう。興味深くもある。

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人物・団体紹介

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荒木飛呂彦

1980年『武装ポーカー』でデビュー。代表作は1987年に『週刊少年ジャンプ』で連載開始された『ジョジョの奇妙な冒険』。同作は主人公、舞台を変えながら20年以上の長きに渡って連載されており、総発行部数は7000万部を突破している。

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