アメリカのブラックアウト変遷史

Davide.nye

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784274507434
ISBN 10 : 4274507432
フォーマット
出版社
発行年月
2020年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
288p;22

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読書メーターレビュー

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  • Akiro OUED さん

    核兵器配備網は、相互確証破壊を共通認識とした。米国の電力送電網は、大規模停電による社会の破壊を共通認識とするに至っていない。が、すでに米国人は、大規模停電か自主停電かの二者択一を迫られている。はて、米国社会の経済格差拡大は、自主停電の準備かもね。夏の温いビールでも人は死ぬけど。

  • 2n2n さん

    どんなに電力システムを万全に整備したつもりでも、停電の可能性を完全に排除することはできない。電化した文明のもとでは、社会は停電と共存しなければならない。停電とは単なる技術的トラブルには留まらず、それは文明の停止をもたらす社会現象である。本書は20世紀以降のアメリカの主要な大停電を、社会現象として解説・分析したもの。停電という現象の社会的な意味、および停電時にそこで起きたことは、その時代時代で大きく変遷している。

  • ぞだぐぁ さん

    ブラックアウトが分かりにくかったら、アメリカの消灯・停電史あたりと考えておくとよい。電力網が作られてWWU時の空襲対策から、配電のための予算がケチられたことによる事故。そして計画停電とアメリカの停電にまつわる事件や経緯などが書かれている。下に用語が書かれており、非常に読み易い。

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